特許
J-GLOBAL ID:200903038921998069

血液透析方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香川 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210688
公開番号(公開出願番号):特開平8-052207
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】透析液を透析液濾過要素(エンドトキシン除去フィルター)を通過せしめ透析要素に供給してなる血液透析システムにおいて、透析液濾過要素における濾過膜の性能検査を、当該システムに透析液濾過要素を取り付けたまま行う血液透析システムの提供。【構成】透析液供給源と血液透析要素(ダイアライザー)の透析液室とを結合する透析液供給管路に設置される透析液濾過要素(エンドトキシン除去フィルター)の前後において透析液供給管路に流路開閉要素を設け、血液透析がなされていない時間帯において、これら流路開閉要素にて透析液供給管路を閉塞し、形成された閉塞区間において、透析液濾過要素の濾過膜の片側から透析液を排除するとともに排除した空間を気体(空気)により加圧し、この加圧の状態を検知することにより、濾過膜の正常、異常を判定するようにした血液透析方法あるいは装置。
請求項(抜粋):
(イ)透析液供給源、(ロ)透析液濾過膜とその一方側に形成された未濾過透析液室とその他方側に形成された濾過済透析液室とを有する透析液濾過要素、(ハ)透析膜とその一方側に形成された透析液流路とその他方側に形成された血液流路とを有する血液透析要素、(ニ)前記透析液供給源と前記未濾過透析液室とを結合する未濾過透析液供給管路、(ホ)前記濾過済透析液室と前記透析液流路とを結合する濾過済透析液供給管路、および、(ヘ)前記透析液流路から使用済透析液を排出する使用済透析液排出管路からなる血液透析装置を用いて、未濾過透析液を前記透析液供給源から前記未濾過透析液供給管路を通じて前記未濾過透析液室に供給し、前記透析液濾過膜を通過して得られた濾過済透析液を前記濾過済透析液室から前記濾過済透析液供給管路を通じて前記透析液流路に供給し、前記透析膜を介して前記血液流路を流れる血液と前記透析液流路を流れる濾過済透析液との間で血液透析をなさしめ、前記使用済透析液を前記使用済透析液排出管路から排出してなる血液透析方法において、血液透析を停止しているときに、前記未濾過透析液室あるいは前記濾過済透析液室の液体を加圧気体で置換し、その際の加圧状態を検知することにより前記透析液濾過膜の損傷の有無を判定することを特徴とする血液透析方法。
IPC (4件):
A61M 1/14 510 ,  A61M 1/14 553 ,  B01D 61/28 ,  B01D 61/32
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-154181
  • 特開平3-057458
  • 特開昭63-154181
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