特許

J-GLOBAL ID：200903038922510205

セメント混和剤およびセメント組成物

発明者： 大崎 浩美 ,  石原 俊信 ,  遠藤 幹夫 ,  内田 哲 ,  田中 正喜
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 小宮 良雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-135226
公開番号（公開出願番号）：特開平5-330880
出願日： 1992年05月27日
公開日（公表日）： 1993年12月14日
要約：

【要約】【目的】コンクリートおよびモルタル構造物に優れた防水性、高耐久性を付与することのできるセメント混和剤およびセメント組成物を提供することを目的とする。【構成】 セメント混和剤は、一般式R<SP>1</SP> <SB>a</SB> R<SP>2</SP><SB>b</SB>X<SB>c</SB> SiO<SB>(4-a-b-c)/2</SB> で示されるオルガノポリシロキサンが粉末状または短繊維状の無機質材料100重量部に対して1重量部〜500重量部の割合で含まれている。式中のR<SP>1</SP> は炭素数1〜20の一価の炭化水素基である。R<SP>2</SP> は-H、-OH、-OR<SP>3</SP> の中から選択される原子または基である。R<SP>3</SP> は炭素数1〜3の1価の炭化水素基をいう。Xは-OMで示される基である。ただしこのMはアルカリ金属またはアルカル土類金属である。aは0<a<3、bは0≦b≦3、cは0<c≦3、a+b+cは0<a+b+c≦3で示される。セメント組成物はこのようなセメント混和剤を、セメント100重量部に対して0.1重量部〜30重量部の割合で含んでいる。

請求項（抜粋）：

一般式(A)R<SP>1</SP><SB>a</SB>R<SP>2</SP><SB>b</SB>X<SB>c</SB> SiO<SB>(4-a-b-c)/2</SB> ・・・A(R<SP>1</SP> は炭素数1〜20の一価の炭化水素基、R<SP>2</SP> は-H、-OH、-OR<SP>3</SP> (R<SP>3</SP> は炭素数1〜3の1価の炭化水素基)の中から選択される原子または基、Xは-OM(Mはアルカリ金属またはアルカル土類金属)で示される基、aは0<a<3、bは0≦b≦3、cは0<c≦3、a+b+cは0<a+b+c≦3)で示されるオルガノポリシロキサンが、粉末状または短繊維状の無機質材料100重量部に対し1重量部〜500重量部の割合で含まれていることを特徴とするセメント混和剤。