特許
J-GLOBAL ID:200903038929380056

復水器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-329962
公開番号(公開出願番号):特開平10-170169
出願日: 1996年12月10日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 空気冷却用管束で凝縮液化されたドレンを、蒸気冷却用管束に接触することなくホットウェルに排出する。【解決手段】 上部の蒸気冷却用管束2Aと下部の蒸気冷却用管束2Bとの間の空間には空気冷却用管束4が配置され、この空気冷却用管束4によって凝縮液化されたドレンは、ドレン溜め7に溜められ、このドレン溜め7からドレン排出管8を通ってホットウェル5に排出される。従って、ドレン溜め7に溜められた高アンモニア濃度のドレンは、下部の蒸気冷却用管束2Bに接触することなく、ドレン排出管8によって排出されるため、アンモニアアタックによる下部の蒸気冷却用管束2Bの腐食を防止することができる。
請求項(抜粋):
互いに平行にかつほぼ水平方向に延在する多数の蒸気冷却用冷却管から構成される蒸気冷却用管束と、上記蒸気冷却用管束の上下方向の中央部に形成された空間を取囲む囲い板と、上記囲い板の内部に配置され、互いに平行にかつ上記蒸気冷却用管束の延在方向に沿って延在する多数の空気冷却用冷却管から構成される空気冷却用管束と、上記蒸気冷却用管束の下方に配置され、上記蒸気冷却用管束及び上記空気冷却用管束によって凝縮液化されたドレンを収集するホットウェルとを具備する復水器において、上記空間の下部に設けられ上記空気冷却用管束の延在方向に沿って延在し上記空気冷却用管束によって凝縮液化された上記ドレンを溜めるドレン溜めと、上端が上記ドレン溜めに連通し下端が上記蒸気冷却用管束の下端よりも下方に位置するように上記蒸気冷却用管束の下部を貫通し、上記ドレン溜めのドレンを上記蒸気冷却用管束に接触することなく上記ホットウェルに排出するドレン排出管とを具備することを特徴とする復水器。

前のページに戻る