特許
J-GLOBAL ID:200903038934238764

補強土構造体およびその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-002837
公開番号(公開出願番号):特開2002-206240
出願日: 2001年01月10日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 補強体23および土留ブロック24に局所的に大きな力が作用することを防ぎ、低い寸法精度の補強体23を用いても補強体23と土留壁21との連結状態を確実に維持することができる補強土構造体20を提供する。【解決手段】 土留壁21は、複数の土留ブロックが積重されて構成され、各土留ブロック24の係合凹所28に補強体23が係合されて、土留壁21に補強体23が連結される。このとき係合凹所28の幅広領域47に嵌合する補強体23の肉厚部分27が広範囲にわたって、面接触するので補強体23に局所的な力が作用することが防止できる。また肉厚部分27は、前後方向に隙間を有して嵌合されるので、許容される寸法誤差を大きくすることができ、連結解除力以外の力が補強体23に作用することを防止することができる。
請求項(抜粋):
上下方向いずれか一方の端部に、係合凹所が形成される複数の土留ブロックが、上下に積重される土留壁と、土留壁の後方に収容される背後土と、背後土に埋設される埋設部、および埋設部の前方側の端部に連なって上下に隣接する土留ブロック間から土留壁内に挿入される連結部を有し、連結部には残余の部分の厚みよりも大きい肉厚部分が形成され、少なくともこの肉厚部分が係合凹所に嵌合される補強体と、少なくとも肉厚部分が嵌合された係合凹所に緩やかに嵌合され、肉厚部分が配置される幅広領域およびこの幅広領域よりも係合凹所の開口側に肉厚部分の通過を阻止する狭隘領域を係合凹所に形成する連結部材とを含むことを特徴とする補強土構造体。
IPC (3件):
E02D 17/18 ,  E02D 17/20 103 ,  E02D 29/02 303
FI (3件):
E02D 17/18 A ,  E02D 17/20 103 H ,  E02D 29/02 303
Fターム (3件):
2D044CA04 ,  2D044DB53 ,  2D048AA22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 補強土構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-043755   出願人:強化土エンジニヤリング株式会社

前のページに戻る