特許
J-GLOBAL ID:200903038946375660

溶接性および耐食性に優れた船舶用鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-301655
公開番号(公開出願番号):特開2007-107079
出願日: 2005年10月17日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】溶接性に優れると共に、塗装や電気防食を施さなくても実用化できる耐食性に優れた造船舶用鋼材、特にすきま腐食に対する耐久性の向上を図ると共に、海水に起因する塩分付着と湿潤環境による腐食に対しても優れた耐久性を発揮し、しかも石油系液体燃料タンクに適用したときにおいても優れた溶接性および耐食性を発揮することのできる船舶用鋼材を提供する。【解決手段】本発明の船舶用鋼材は、C:0.01〜0.30%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.01〜2.0%、Al:0.005〜0.10%およびSe:0.005〜0.050%を含有する共に、S:0.030%以下(0%を含む)に抑制したものであり、且つ下記(1)式の関係を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるものである。 [S]+[Se]×(32/79)≦0.030(%) ...(1) 但し、[S]および[Se]は、夫々SおよびSeの含有量(質量%)を示す。【選択図】図4
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.30%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.01〜2.0%、Al:0.005〜0.10%およびSe:0.005〜0.050%を含有する共に、S:0.030%以下(0%を含む)に抑制したものであり、且つ下記(1)式の関係を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるものであることを特徴とする溶接性および耐食性に優れた船舶用鋼材。 [S]+[Se]×(32/79)≦0.030(%) ...(1) 但し、[S]および[Se]は、夫々SおよびSeの含有量(質量%)を示す。
IPC (2件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60
FI (2件):
C22C38/00 301F ,  C22C38/60
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
  • 耐食性に優れた溶接継手を有する原油油槽
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-347305   出願人:新日本製鐵株式会社, 日本郵船株式会社
  • 特開昭59-047364
  • 特開昭52-031917
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