特許
J-GLOBAL ID:200903038947171537

アンチスキッドブレーキ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318894
公開番号(公開出願番号):特開平6-156247
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】ブレーキペダルの2度踏みによるブレーキ作動において、ブレーキペダルの第1回目の踏み込みで低μパターンによるアンチスキッドブレーキ制御が開始している状態で、ブレーキペダルを一旦戻した後に第2回目の踏み込みが行われたとき、ブレーキ圧を低μパターンによるブレーキ圧上昇よりも速く上昇させる。【構成】低μ路走行中に、ブレーキペダルが踏み込まれると、ブレーキ圧が上昇する。車輪速が急速に落ち込むと、減圧制御が開始される。車輪速が回復すると、増圧制御が低μパターンに基づいて開始される。この状態で、ブレーキペダルの第2回目の踏み込みが行われたとき、増圧制御が低μパターンから高μパターンに切り換えられる。この切換により、ブレーキ圧は階段状に急速に上昇する。
請求項(抜粋):
制動時車輪の車輪速が車輪ロック傾向になったとき、その車輪のブレーキ圧を減圧する減圧制御と、このブレーキ圧の減圧制御により車輪速が回復して車輪ロック傾向が解消したとき、前記車輪のブレーキ圧を再増圧する増圧制御とから少なくともなる制御サイクルを繰り返すことにより車輪ロックが解消するようにブレーキ圧を調整するとともに、前記増圧制御が、路面状況に応じて少なくとも、前記ブレーキ圧が比較的ゆっくり上昇する緩増圧パターンと前記ブレーキ圧が比較的速く上昇する急増圧パターンとに設定されているアンチスキッドブレーキ制御方法において、前記緩増圧パターンによる制御時、減圧制御中に一旦ブレーキペダルを戻し、減圧制御終了後にブレーキペダルが踏み込まれたときは、ブレーキ圧力上昇を前記緩増圧パターンによる圧力上昇よりも速くなるように制御することを特徴とするアンチスキッドブレーキ制御方法。

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