特許
J-GLOBAL ID:200903038948717894

監視装置及び監視装置のための画像処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-273157
公開番号(公開出願番号):特開平7-105381
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】撮像装置が移動している間でも、異物体の監視を行うことが可能な監視装置を提供する。【構成】背景画像蓄積部14には、予め、撮像装置4の種々の移動変位において監視領域を撮影して得た多数枚の背景画像が蓄積されている。撮像装置4は、移動しながら監視領域を撮影する。撮像装置4が撮影した画像は、画像入力部12を通じて異物体検出部15に送られる。同時に、CPU11が、この入力画像の背景に相当する可能性の高い複数枚の背景画像を蓄積部13より読み出し、異物体検出部15へ送る。この検出部15は、選択された背景画像の各々と、撮像装置4からの入力画像との間の差分を求め、その中で極端に小さい差分を持つ背景画像があるか否かによって、異物体の有無を判断する。
請求項(抜粋):
画像処理技術を用いて監視を行なう監視装置において、監視領域を撮影するための、移動自在な撮像装置と、異物体の存在していない状況において前記撮像装置の種々の異なる移動位置にて予め撮像した背景画像列を蓄積した背景画像列蓄積装置と、前記撮像装置を移動させつつ撮影させたとき、前記撮像装置からの現時刻の入力画像の位置の近傍領域内に位置する複数枚の背景画像を、前記蓄積装置から選択する背景候補選択手段と、前記選択された背景画像と前記入力画像の差分処理を行うことにより、異物体の有無を判定する異物体検出手段と、を有することを特徴とする監視装置。

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