特許
J-GLOBAL ID:200903038950703337

熱間加工性および耐硫化物応力割れ性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-198611
公開番号(公開出願番号):特開平8-060238
出願日: 1994年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】熱間加工性、耐硫化物応力割れ性に優れるマルテンサイト系ステンレス鋼の製造法【構成】 C:0.1〜0.3%<HAN>、</HAN> Si:0.01 〜1.0%<HAN>、</HAN> Mn:0.1〜1.0%,P≦0.02%, S≦0.01%<HAN>、</HAN>Cr: 11〜14%<HAN>、</HAN> Ni<0.05%, N:0.015〜0.1%を含有しあるいはさらに、Ca<HAN>、</HAN> Mg<HAN>、</HAN> REM を1種以上それぞれ 0.001〜0.3%を含み、A=13C(%)+11.5N(%)-Cr(%)≧-10.86を満たし残部がFeおよび不純物からなる鋼を熱間加工して室温まで冷却し、 880〜1050°Cの温度に加熱して室温まで空冷以上の速度で冷却した後、Ac<SB>1 </SB>以下の温度で焼戻し処理する。即ち本発明は耐SSC性の改善にはNi≦0.05% 、良熱間加工性の確保にはA式を満たすことを要点とする。【効果】本発明により、Ni、Moを含有せず低廉な耐サワーマルテンサイトステンレス鋼が得られるという市場ニーズを満たす。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.1〜0.3%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜1.0%、P ≦0.02%、S ≦0.01%、Cr:11〜14%、Ni<0.05%、N :0.015〜0.1%を含み、かつ、13・C%+11.5・N%-Cr%≧-10.86を満足し残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼を熱間加工して室温まで冷却し、880〜1050°Cに加熱して室温まで空冷以上の速度で冷却した後、Ac<SB>1 </SB>以下の温度で焼戻し処理することを特徴とする熱間加工性および耐硫化物応力割れ性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造法。
IPC (4件):
C21D 6/00 102 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/40
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-254554
  • 特開平2-104639
  • 特開昭59-173245
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