特許
J-GLOBAL ID:200903038966369348

快削性に優れた熱間加工鋼材及び製品並びにそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096079
公開番号(公開出願番号):特開平11-293388
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 鉛無使用、熱間加工ままで微細で適切な黒鉛を析出させ、Cu、Ni混入屑使用にて、被削性、疲労強度、伸びに優れた鋼材を製造する。【解決手段】 C:0.80〜1.70wt.%、Si:0.70〜2.50wt.%、Cu:0.01〜0.50wt.%、Ni:0.01〜2.0wt.%、P、S、O、N:所定値以下、残部鉄及び不可避不純物、黒鉛化指数CE1.30以下の鋼材を、鋼材の固相線温度-50°C以下、800°C以上の温度に加熱し熱間加工し室温まで冷却し、得られた熱間加工鋼材に平均粒径0.5μm以上の黒鉛を100個/mm2 以上析出させ、パーライト主体とする。更に、黒鉛析出促進元素、パーライト微細化元素、被削性向上元素、焼入れ促進元素等を適宜添加する。
請求項(抜粋):
C :0.80〜1.70wt.%、Si:0.70〜2.50wt.%、Cu:0.01〜0.50wt.%、Ni:0.01〜2.0wt.%、P :0.050wt.%以下、S :0.050wt.%以下、O :0.0030wt.%以下、及び、N :0.015wt.%以下を含有し、残部鉄(Fe)および不可避的不純物からなり、下記(1)式: CE=C+Si/3+Cu/9+Ni/9 ----------------(1)但し、各元素記号:各元素の含有率(wt.%)で算出される黒鉛化指数CEが、下記(2)式: CE≧1.30 ----------------------------------------(2)を満たす化学成分組成を有し、且つ、熱間加工された後、室温まで冷却された、熱間加工鋼材及び前記鋼材を素材とした製品であって、平均粒径が0.5μm以上の黒鉛が100個/mm2 以上析出し、且つ金属組織の主体がパーライトであることを特徴とする、快削性に優れた熱間加工鋼材及び製品。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/54
FI (4件):
C22C 38/00 301 M ,  C21D 8/00 A ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (4件)
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