特許
J-GLOBAL ID:200903038973233389

アンギュラ玉軸受用樹脂保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280114
公開番号(公開出願番号):特開平10-103359
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 軸受組立時に不測にボールが落ちないようにする。同じピッチ円直径でボール個数の増加を可能とする。【解決手段】 保持器1は、リング部2と柱部3とでポケット5を形成する。各柱部3は、柱部内径側部分3Aおよび柱部外径側部分3Bからなる。柱部外径側部分3Bは、ポケット内面となる部分が球面状となった先端幅広部3Baと、幅寸法および高さ寸法が次第に小さくなるリブ部3Bbとに形成する。先端幅広部3Baは、ボール4の中心Oよりも柱部基端側へ延ばす。柱部内径側部分3Aと柱部外径側部分3Bとは、各々別の金型を用い、両金型は互いに逆方向に脱型する。
請求項(抜粋):
リング部と、このリング部から各々軸方向へ延びる周方向複数箇所の柱部とでボールの嵌まる複数のポケットを形成し、前記各柱部は、内径側の柱部内径側部分および外径側の柱部外径側部分からなり、前記ポケットの内面における前記リング部から柱部内径側部分の中間長さ位置までの部分を球面状とし、前記柱部外径側部分を、ポケット内面となる部分が球面状となった先端幅広部と、この先端幅広部から柱部基端側へ続いて幅寸法および高さ寸法が次第に小さくなりかつ柱部内径側部分との間に段差を生じるリブ部とに形成し、前記先端幅広部を、ポケット内に嵌合するボールの中心よりも柱部基端側へ延ばしたアンギュラ玉軸受用樹脂保持器。

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