特許
J-GLOBAL ID:200903038976014823

廃プラスチックの分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-306534
公開番号(公開出願番号):特開2000-127165
出願日: 1998年10月28日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 フィルム状廃プラスチックからPVC等の塩素含有プラスチック(以下、PVC等)を分離し、更に、その他の廃プラスチックを分離する。【解決手段】 フィルム状廃プラスチックを、一次破砕機1によって粗破砕し、次いで、冷却機2によって、PVC等の脆性化温度の-20°C以下から他の廃プラスチックの脆性化温度である-40°C以上の低温温度域(-40〜-20°C)の低温に冷却する。次いで、二次破砕機3によって15mm程度の大きさに破砕する。脆性破砕されたPVC等は、他の廃プラスチックと比較して小さくなっている。次いで、加熱昇温機4によって室温に昇温し、次いで、乾式分離装置5に投入し、乾式分離によって脆性破砕されないポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等7および紙8と、脆性破砕されたPVC等9およびPVC等9とほぼ同じ大きさのその他の廃プラスチック10とに分離する。PVC等9およびその他の廃プラスチック10を、更に、湿式分離装置6に投入し、湿式分離によって重比重側のPVC等9と、軽比重側のその他の廃プラスチック10とに分離する。
請求項(抜粋):
紙が混在しているフィルム状廃プラスチックを、-20°C以下から-40°C以上の低温温度域に冷却して塩素含有プラスチックを脆性化し、次いで、紙およびフィルム状廃プラスチックを前記低温温度域の状態において破砕し、次いで、破砕した紙およびフィルム状廃プラスチックを水分が付着しない温度まで加温し、次いで、加温した紙およびフィルム状廃プラスチックを乾式分離によって、脆性破砕された塩素含有プラスチックおよび前記塩素含有プラスチックとほぼ同じ大きさのその他の廃プラスチックと、脆性破砕されず前記塩素含有プラスチックよりも大きなポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリスチレン等の廃プラスチックおよび紙類とに分離し、次いで、湿式分離によって、塩素含有プラスチックと前記塩素含有プラスチックとほぼ同じ大きさのその他の廃プラスチックとを更に分離することを特徴とする廃プラスチックの分離方法。
IPC (7件):
B29B 17/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 5/00 ,  B29B 13/04 ,  B29B 13/10 ,  B29K 27:06 ,  B29K105:26
FI (5件):
B29B 17/00 ZAB ,  B29B 13/04 ,  B29B 13/10 ,  B09B 3/00 ZAB Z ,  B09B 5/00 Q
Fターム (43件):
4D004AA07 ,  4D004AA08 ,  4D004AB06 ,  4D004AC05 ,  4D004BA03 ,  4D004CA05 ,  4D004CA08 ,  4D004CA10 ,  4D004CA22 ,  4D004CA32 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4F201AA04 ,  4F201AA11 ,  4F201AA13 ,  4F201AA14 ,  4F201AA15 ,  4F201AD06 ,  4F201AD08 ,  4F201AR06 ,  4F201AR12 ,  4F201BA04 ,  4F201BC01 ,  4F201BC25 ,  4F201BC37 ,  4F201BN21 ,  4F201BN30 ,  4F201BP01 ,  4F201BP08 ,  4F201BP13 ,  4F201BQ44 ,  4F301AA13 ,  4F301AA14 ,  4F301AA15 ,  4F301AA16 ,  4F301AD02 ,  4F301BA01 ,  4F301BA21 ,  4F301BA29 ,  4F301BF08 ,  4F301BF09 ,  4F301BF13 ,  4F301BF31

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