特許
J-GLOBAL ID:200903038979763495

エンジン及び自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347674
公開番号(公開出願番号):特開平6-193482
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 後退段を形成する摩擦要素へ供給する高圧の作動油の油量を確保する。【構成】 ステップS1でエンジンのスロットル弁開度が全閉であり、ステップS2で自動変速機が後退レンジに設定され、更に作動油の温度が設定値以上に高い高油温時には、エンジンのアイドル回転数を設定回転数だけ上昇制御する。これにより、後退レンジの選択時に、後退段を形成する摩擦要素へ供給する作動油が高圧に調整された際にそのバルブボディからの油漏れ量が多くなっても、エンジン出力軸に連係される油ポンプの油吐出量が増大して、上記摩擦要素への作動油の供給量が不足を招かずに十分に確保される。その結果、後退段を形成する摩擦要素の締結が応答遅れなく所期通り行われる。しかも、前進レンジの選択時にはアイドル回転数の上昇制御は行われないので、燃費は良好に確保される。
請求項(抜粋):
エンジンと、該エンジンの出力軸に連係して駆動される油ポンプを有する自動変速機とを備えたエンジン及び自動変速機の制御装置であって、上記エンジンのアイドル回転数を調整するアイドル回転数調整手段と、上記エンジンのアイドル運転時を検出するアイドル運転時検出手段と、上記自動変速機が後退レンジに設定されたことを検出する後退レンジ検出手段と、該両検出手段の出力を受け、エンジンのアイドル運転時に自動変速機が後退レンジに設定されたとき、アイドル回転数を上昇させるよう上記アイドル回転数調整手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするエンジン及び自動変速機の制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/00 ,  F02D 41/04 315 ,  F02D 45/00 310 ,  F16H 63/40
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-066337
  • 特開平4-321742
  • 特開平4-203224

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