特許
J-GLOBAL ID:200903038980168436

排気熱回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-002822
公開番号(公開出願番号):特開2000-204941
出願日: 1999年01月08日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 消音装置の共鳴孔付排気管の周囲に冷却水通路7を配置した排気熱回収装置が知られているが、共鳴孔から出た排気ガスの熱を回収するのみであり、排気管内の熱量の大きい排気ガスの熱を回収できなかった。また、冷却水通路7が共鳴孔の近傍に配置されるため、排気流が共鳴室に出る際の障害になり、消音能力が低下する不具合があった。【解決手段】 共鳴孔付排気管の内部にプレート積層式の熱交換器6を配置したため、排気管内の熱量の大きい排気ガスの熱を回収できる。特に、給排部9を熱交換器6のコーナー部分に配置したため、共鳴孔付排気管の中央部を流れる最も熱量の大きい排気ガスから熱を回収でき、高い熱回収能力を得ることができる。また、熱交換器6の全周囲に共鳴孔付消音プレート8を配置したため、熱交換器6を排気ガスが流れる際にも消音でき、高い消音能力を発揮できる。
請求項(抜粋):
消音装置の共鳴孔付排気管内に配置されるとともに、一対のプレートの接合によって形成される冷却水通路を多段に備え、各冷却水通路間にインナーフィンが配置されて、このインナーフィンを流れる排気ガスと前記冷却水通路を流れる冷却水の熱交換を行うプレート積層式の熱交換器と、この熱交換器の全周囲に配置され、内外面に排気ガスが流れる共鳴孔付消音プレートと、を備える排気熱回収装置。

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