特許
J-GLOBAL ID:200903038987848440

免震装置の浮き上がり防止機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-273794
公開番号(公開出願番号):特開2000-104786
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 免震装置が支持する上部構造の浮き上がりを阻止することにより、弾塑性支承体に浮き上がり力が作用するのを防止し、更には、この浮き上がり力の防止を滑らかな水平移動を伴いつつ行って、安定した免震効果を発揮する。【解決手段】 基礎部12側に取り付けられる下方部材18,18aと、建物14側に取り付けられる上方部材20,20aとを設ける。下方部材18,18aおよび上方部材20,20aの一方または両方から相手部材に向かって建物14の荷重を支持する支持脚22を突設し、支持脚22を相手部材に滑動部材24を介して摺接する。対となる下方部材18,18aと上方部材20,20aとの間に、両部材の上下方向の離反移動を阻止する係合部26を設ける。一方の組を構成する下方部材18および上方部材20と、他方の組を構成する下方部材18aおよび上方部材20aとを、それぞれの相対移動方向が直角となるようにして重合配置する。
請求項(抜粋):
上下方向に間隔を隔てた下部構造と上部構造との間に設けられる弾塑性支承体と併設され、これら下部構造と上部構造との水平方向の相対変位を許容しつつ該上部構造の鉛直荷重を支持するとともに、該上部構造の浮き上がりを阻止する免震装置の浮き上がり防止機構であって、上記下部構造側に取り付けられる下方部材と、該下方部材に対向して上記上部構造側に取り付けられる上方部材とを設け、これら両部材の一方または両方から相手部材に向かって上記上部構造の鉛直荷重を支持する支持脚を突設し、この支持脚を相手部材に滑動部材を介して摺接させるとともに、これら対となる下方部材と上方部材との間に、両部材の上下方向への離反移動を阻止する係合部を設けたことを特徴とする免震装置の浮き上がり防止機構。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 331
FI (2件):
F16F 15/02 L ,  E04H 9/02 331 Z
Fターム (5件):
3J048AA07 ,  3J048AC01 ,  3J048AD05 ,  3J048BE12 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 支承装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-040362   出願人:日本ピラー工業株式会社, 株式会社奥村組
  • 特開平2-232463
  • 特開昭61-049028

前のページに戻る