特許
J-GLOBAL ID:200903038987973423

摺動部品の表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 乾 昌雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275451
公開番号(公開出願番号):特開平10-102230
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 表面処理後の部品の熱歪みが小さく、部品表面処理層が緻密で表面あらさが小さく相手攻撃性が軽微であるとともに、部品自身の浸炭硬化層部の硬度低下も小さくてすむ摺動部品の表面処理方法を提供する。【解決手段】 機械構造用合金鋼製の素材部品を浸炭焼入後その摺動面部であるロッド本体3の外周面を研削加工して成る摺動部品(ピストンロッド1)を、フッ素を含む反応ガス雰囲気中に保持して表面層にフッ化物膜を生成した後、該摺動部品に、容積20〜30%のNH3 と残量がN2 から成るガス雰囲気中において400〜500°Cの範囲内の処理温度でガス窒化処理を施して、前記摺動面部にε炭窒化物から成る窒化物層を形成する。
請求項(抜粋):
機械構造用合金鋼製の素材部品を浸炭焼入後その摺動面部を研削加工して成る摺動部品を、フッ素を含む反応ガス雰囲気中に保持して表面層にフッ化物膜を形成した後、該摺動部品に、容積20〜30%のNH3 と残量がN2 から成るガス雰囲気中において400〜500°Cの範囲内の処理温度でガス窒化処理を施して、前記摺動面部にε炭窒化物から成る窒化物層を形成することを特徴とする摺動部品の表面処理方法。

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