特許
J-GLOBAL ID:200903038989046260

反響消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020731
公開番号(公開出願番号):特開平7-231281
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 ダブルトーク状態とエコー経路変動状態およびハウリング状態とを高精度に検出、識別する反消去装置を提供する。【構成】 受話信号x(n)および反響信号y(n)をそれぞれ複数の周波数帯域に分割する周波数帯域分割回路16、17を具備し、複数の周波数帯域のそれぞれに設けられる複数の擬似反響路7kを具備し、複数の擬似反響路7kはそれぞれディジタルフィルタにより構成され、ディジタルフィルタの係数は反響信号y(n)の消去誤差を最小とする様に動作するアルゴリズムにより逐次的に修正されるものであり、複数の周波数帯域のそれぞれに設けられる複数のダブルトーク検出回路11kを具備し、ダブルトーク検出回路11kの検出出力を監視するハウリング検出回路19を具備し、周波数帯域合成回路18を具備する反響消去装置。
請求項(抜粋):
反響路への受話信号と受話信号の反響路を経由した後の反響信号とから擬似反響路を生成し、受話信号を擬似反響路の入力とすることにより得られる擬似反響信号を反響信号から差し引くことにより反響信号を消去すると共に、擬似反響路はディジタルフィルタにより構成され、ディジタルフィルタの係数は適応アルゴリズムにより逐次的に修正されるものであり、受話信号レベル、送話信号レベル、誤差信号レベルを監視してダブルトーク状態と判定された場合に修正動作を禁止する反響消去装置において、受話信号および反響信号をそれぞれ複数の周波数帯域に分割する周波数帯域分割回路を具備し、複数の周波数帯域のそれぞれに設けられる複数の擬似反響路を具備し、複数の擬似反響路はそれぞれディジタルフィルタにより構成され、ディジタルフィルタの係数は反響信号の消去誤差を最小とする様に動作するアルゴリズムにより逐次的に修正されるものであり、複数の周波数帯域のそれぞれに設けられる複数のダブルトーク検出回路を具備し、ダブルトーク検出回路の検出出力を監視するハウリング検出回路を具備し、周波数帯域合成回路を具備する、ことを特徴とする反響消去装置。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60

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