特許
J-GLOBAL ID:200903038989139862

血液処理装置および血液処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-357156
公開番号(公開出願番号):特開平10-179731
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】血液を簡単な操作で迅速に処理することができ、また抗凝固剤を過不足なく有効に機能させることができる。【解決手段】血液処理装置20は、処理済血液を貯留する容器6と、例えば白血球を選択的に除去する細胞除去フィルタ4と、血液を細胞除去フィルタ4へ導入する第1のチューブ3と、第1のチューブ3の先端に装着された穿刺針と、細胞除去フィルタ4を通過した血液を容器6へ導入する第2のチューブ5と、第1のチューブ3の途中に設けられた分岐部13に接合され、抗凝固剤液を供給する第3のチューブ8と、第3のチューブ8の端部に接続された抗凝固剤容器7とで構成された血液処理具1を有し、さらに第1のチューブ3内の血流量を検出する流量検出手段30と、検出された血流量に応じて、チャック23を所定のタイミングで開閉し、抗凝固剤液の供給量を制御する制御手段とを有している。
請求項(抜粋):
処理された血液を貯留する容器と、血液中の所定の細胞を選択的に除去する細胞除去フィルタと、血液を前記細胞除去フィルタへ導入する第1の流路と、前記細胞除去フィルタを通過した血液を前記容器へ導入する第2の流路と、前記第1の流路に連通し、抗凝固剤液を供給する第3の流路と、前記第1の流路または第2の流路を流れる血液の流量を検出する流量検出手段と、前記流量検出手段により検出された流量に応じて、前記抗凝固剤液の供給量を制御する制御手段とを有することを特徴とする血液処理装置。

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