特許
J-GLOBAL ID:200903039007000714
銅合金およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
杉岡 幹二
, 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-234891
公開番号(公開出願番号):特開2005-307334
出願日: 2004年08月11日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】導電率、引張強度および高温強度の各種性能が良好で、安価に製造できる銅合金およびその製造方法の提供。【解決手段】0.1〜5%のBeおよびその他の合金成分を含み、粒径が1μm以上の析出物および介在物の合計個数が下記(1)式で示される関係を満足する銅合金。この銅合金は、溶製、鋳造後、少なくとも鋳造直後の鋳片温度から450°Cまでの温度域において0.5°C/s以上の冷却速度で冷却することにより得られる。この冷却後、600°C以下の温度域で加工した後、150〜750°Cの温度域で30秒以上保持する熱処理に供することが望ましく、この加工および熱処理を複数回行うことが更に望ましい。 logN≦0.4742+17.629×exp(-0.1133×X) ・・・ (1) 但し、Nは単位面積当たりの析出物および介在物の合計個数(個/mm2)、Xは析出物および介在物の粒径(μm)である。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
0.1〜5質量%のBeならびに下記の第イ群から第ハ群までの少なくとも1群から選んだ少なくとも1種を含み、残部が銅および不純物からなり、合金中に存在する析出物および介在物のうち粒径が1μm以上のものの粒径と、析出物および介在物の合計個数とが下記(1)式で示される関係を満足することを特徴とする銅合金。
第イ群:それぞれ0.1〜5質量%のCr、Fe、Co、Nb、Ta、V、Ni、Mn、SnおよびAg
(但し、2種以上の場合は合計で0.1〜5質量%)
第ロ群:でそれぞれ0.01〜5質量%のAl、Si、Mo、WおよびGe
(但し、2種以上の場合は合計で0.01〜5質量%)
第ハ群:それぞれ0.01〜3質量%のZn、Te、SeおよびCd
(但し、または2種以上の場合は合計で0.01〜3質量%)
logN≦0.4742+17.629×exp(-0.1133×X) ・・・ (1)
但し、Nは単位面積当たりの析出物および介在物の合計個数(個/mm2)、Xは析出物および介在物の粒径(μm)を意味する。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許第2572042号公報
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特許第2714561号公報
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