特許
J-GLOBAL ID:200903039014242960

流動床式焼却炉の散気盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 智廣 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231528
公開番号(公開出願番号):特開平8-094049
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 流動床式焼却炉の運転時あるいは停止時にかかわりなく、熱媒体や不燃物等に起因する熱風流路の閉塞の問題がなく、しかも、焼却炉の運転を停止することなく運転したまま被焼却物中に混在した不燃物を炉体外に取り出すことができる流動床式焼却炉の散気盤を提供する。【構成】 炉体下部に配設されて燃焼室下方を仕切ると共に中央部に向かって下がり勾配に形成された仕切り壁と、仕切り壁の周縁に配設されて外部から熱風が導入される熱風分配室と、仕切り壁の上面に設けられ、熱風分配室に連通すると共に、仕切り壁中央部に向けて開口する先端熱風吐出孔と側方に向けて開口する側方熱風吐出孔とを有する複数の分配ダクトと、仕切り壁の中央部に設けられ、燃焼室内で流動床を形成する熱媒体よりも高い比重の燃焼残滓を排出する排出口とを備え、上記各分配ダクトはその先端が仕切り壁中央部に向けて下がり勾配に設けられ、かつ、上記各熱風吐出孔が上記熱風分配室と各分配ダクトとの間の連通口より下方に位置する流動床式焼却炉の散気盤である。
請求項(抜粋):
燃焼室を形成する炉体下部に配設されてこの燃焼室下方を仕切ると共に、中央部に向かって下がり勾配に形成された仕切り壁と、この仕切り壁の周縁に配設され、外部から熱風が導入される熱風分配室と、上記仕切り壁の上面に設けられ、上記熱風分配室に連通すると共に燃焼室内に熱風を吐出するための複数の熱風吐出孔を有する複数の分配ダクトと、上記仕切り壁の中央部に設けられ、燃焼室内に吐出された熱風でこの燃焼室内下部に流動床を形成する熱媒体よりも高い比重の燃焼残滓を排出する排出口とを備え、上記各分配ダクトに開設された熱風吐出孔は分配ダクトの先端に開設されて仕切り壁中央部に向けて開口する先端熱風吐出孔と分配ダクトの側壁に開設されて側方に向けて開口する側方熱風吐出孔とで構成され、各分配ダクトはその先端が仕切り壁中央部に向けて下がり勾配に設けられて、かつ、上記各熱風吐出孔が上記熱風分配室と各分配ダクトとの間の連通口より下方に位置することを特徴とする流動床式焼却炉の散気盤。
IPC (3件):
F23G 5/30 ZAB ,  F23C 11/02 ZAB ,  F23C 11/02 312

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