特許
J-GLOBAL ID:200903039016892997

2重スペクトラム拡散送信機及び受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142913
公開番号(公開出願番号):特開平9-055685
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 マルチパス成分を有効に利用できる通信を可能とする。【解決手段】 2重スペクトラム拡散送信機及び受信機において、送信機はショートコード発生器により発生した短周期拡散符号とロングコード発生器により発生したチップ周期が短周期拡散符号のそれより長い長周期拡散符号とにより拡散部でベースバンド変調信号を拡散し、送信部で送信する。受信機は受信部(20)で得た拡散ベースバンド受信信号bsp(n)をマルチパス分離部(30)において一方の逆拡散部(321) で短周期拡散符号SCS と長周期拡散符号SCL の組により逆拡散して先行波の逆拡散信号を得て、他方の逆拡散部(322) でマルチパス遅延時間差だけ遅延させた短周期拡散符号SCS と長周期拡散符号SCL の組により逆拡散して遅延波の逆拡散信号を得て、これら得られたベースバンド変調信号をダイバーシチ形検波部(40)においてダイバーシチ検波して復号ディジタル信号s(m)を得る。
請求項(抜粋):
予め決めたビットレートの入力ディジタル信号を変調した一定のシンボル周期を持つベースバンド変調信号を生成するベースバンド変調器と、予め定めた第1のクロック周期の第1クロック信号と、上記第1クロック周期のN倍のクロック周期を有する第2クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、上記Nは1より大で8以下の値であり、上記第1クロック周期と同じチップ周期を有し、第1の繰り返し周期を有するショートコードをチップ毎に上記第1クロック信号と同期して繰り返し発生するショートコード発生器と、上記ショートコードの繰り返し周期は上記シンボル周期と等しくされており、上記ショートコードのチップ周期より長く、かつ伝搬路の予め決めた遅延時間より長いチップ周期を有し、上記第1の繰り返し周期より大の第2の繰り返し周期を有するロングコードをチップ毎に上記第2クロック信号と同期して繰り返し発生するロングコード発生器と、上記ショートコードと上記ロングコードの組により上記ベースバンド変調信号を拡散して拡散ベースバンド変調信号を生成する拡散部と、上記拡散ベースバンド変調信号によりキャリア信号を変調して送出する送信部、とを含む2重スペクトラム拡散送信機。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/02
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/02 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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