特許
J-GLOBAL ID:200903039017159720
システインプロテアーゼインヒビターとして有益な新規スクシネート誘導体化合物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-514313
公開番号(公開出願番号):特表2003-506364
出願日: 2000年07月28日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】式(I)/(Ia)【化1】(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、X及びAは本明細書に定義されたとおりである)の新規スクシネート誘導体化合物が開示される。これらの化合物はシステインプロテアーゼのインヒビターとして有益である。また、このような化合物の使用方法及び製造方法が開示される。
請求項(抜粋):
式(I) の化合物及びその医薬上許される塩、エステル又は互変異性体。【化1】〔式中、 Aは-C(O)-又は-CH(OR8)-であり、 R1はアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、ヘテロアリール又はアミノであり、R1は必要により一つ以上のRaにより置換されていてもよく、 Raはアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、ヘテロアリール、アルコキシ、アリールオキシ、アルカノイル、アロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アルカノイルオキシ、アロイルオキシ、カルバモイル(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、アルキルチオ、アリールチオ、ウレイド(いずれかの窒素原子が独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより置換されていてもよい)、アルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルキルカルバモイルオキシ、アリールカルバモイルオキシ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、アミノ(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、Raは更に必要により一つ以上のRbにより置換されていてもよく、 Rbはアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、ヘテロアリール、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アルカノイル、アロイル、アミノ(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、 R2は水素、ORi又は低級アルキルであり、 R3は水素又は低級アルキルであり、 R4は水素又は低級アルキルであり、 R5は水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールであり、R5は必要により一つ以上のRcにより置換されていてもよく、 Rcはアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、ヘテロアリール、アルコキシ、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アルカノイル、アロイル、アルカノイルオキシ、アロイルオキシ、カルバモイル(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、アルキルチオ、アリールチオ、ウレイド(いずれかの窒素原子が独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより置換されていてもよい)、アルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルキルカルバモイルオキシ、アリールカルバモイルオキシ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、アミノ(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、Rcは更に必要により一つ以上のRdにより置換されていてもよく、 Rdはアルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アルカノイル、アロイル、アミノ、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、 R6は水素又は低級アルキルであり、前記アルキルは必要によりN、O及びSからなる群から選ばれた1個〜2個のヘテロ原子により中断されていてもよく、 R7は水素、アルキル(前記アルキルは必要によりN、O及びSからなる群から選ばれた1個〜2個のヘテロ原子により中断されてもよい)、シクロアルキル、アリール、複素環、アリール、ヘテロアリール又はシアノであり、R7は必要により一つ以上のReにより置換されていてもよく、 Reはアルキル、シクロアルキル、アリール、複素環、ヘテロアリール、アルコキシ、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アルカノイル、アロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アルカノイルオキシ、アロイルオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、カルバモイル(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、アルキルカルバモイル、アリールカルバモイル、アルキルチオ、アリールチオ、アリールアルキルチオ、ウレイド(いずれかの窒素原子が独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより置換されていてもよい)、アルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルキルカルバモイルオキシ、アリールカルバモイルオキシ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、アミノ(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、Reは更に必要により一つ以上のRfにより置換されていてもよく、 Rfはアルキル、シクロアルキル、アリール(必要によりハロゲン、メチル又はメトキシから選ばれた一つ以上の基により置換されていてもよい)、複素環、ヘテロアリール、アルコキシ、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アルカノイルオキシ、アロイルオキシ、カルバモイル(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、アルキルカルバモイル、アリールカルバモイル、アルキルチオ(その硫黄原子はスルホキシド又はスルホンに酸化されてもよい)、アリールチオ(その硫黄原子はスルホキシド又はスルホンに酸化されてもよい)、ウレイド(いずれかの窒素原子が独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより置換されていてもよい)、アルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルキルカルバモイルオキシ、アリールカルバモイルオキシ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、アミノ(その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環又はヘテロアリールにより一置換又は二置換されていてもよい)、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、又は R6及びR7はそれらが結合されている炭素と一緒になって4〜7員炭素環式環又は複素環を形成し、その炭素環式環又は複素環は必要により一つ以上のRgで置換されていてもよく、 Rgはアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(フラニル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル及びピリジニルからなる群から選ばれる)、C1-5アルカノイル、アロイル、C1-5アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、カルバモイル〔その窒素原子は独立にC1-5アルキル、アリール、複素環(ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル及びピペラジニルからなる群から選ばれる)又はヘテロアリール(フラニル、チエニル、ピロリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピリジニル、ベンゾイミダゾリル及びキノリニルからなる群から選ばれる)により一置換又は二置換されていてもよい〕、C1-5アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1-5アルキルチオ、アリールチオ、C1-5アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、C1-5アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、アミノ〔その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環(ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル及びインドリニルからなる群から選ばれる)、又はヘテロアリール(フラニル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル及びキノキサリニルからなる群から選ばれる)により一置換又は二置換されていてもよい〕、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、Rgは更に必要により一つ以上のRhにより置換されていてもよく、 RhはC1-5アルキル、C3-6シクロアルキル、アリール(必要によりハロゲン、低級アルキル又は低級アルコキシから選ばれた一つ以上の基により置換されていてもよい)、複素環(ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、インドリニル、ピラニル及びチオピラニルからなる群から選ばれる)、ヘテロアリール(フラニル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、ベンゾオキサゾリル及びキノキサリニルからなる群から選ばれる)、C1-5アルコキシ、アリールオキシ、アミノ〔その窒素原子は独立にアルキル、アリール、複素環(ピロリジニル、ピペリジニル及びモルホリニルからなる群から選ばれる)、又はヘテロアリール(フラニル、チエニル、ピロリル及びピリジニルからなる群から選ばれる)により一置換又は二置換されていてもよい〕、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、アミジノ及びグアニジノからなる群から選ばれ、 R8は水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル-アルキル又はアリールアルキルであり、 Riは水素又は低級アルキルであり、 XはO又はSである〕
IPC (24件):
C07D207/14
, A61K 31/40
, A61K 31/4025
, A61K 31/4184
, A61K 31/5375
, A61K 31/5377
, A61P 1/00
, A61P 3/10
, A61P 9/10 101
, A61P 11/06
, A61P 13/12
, A61P 17/06
, A61P 19/02
, A61P 21/04
, A61P 25/00
, A61P 25/28
, A61P 37/02
, A61P 37/06
, A61P 43/00 111
, C07D207/16
, C07D211/66
, C07D235/18
, C07D295/18
, C07D403/06
FI (24件):
C07D207/14
, A61K 31/40
, A61K 31/4025
, A61K 31/4184
, A61K 31/5375
, A61K 31/5377
, A61P 1/00
, A61P 3/10
, A61P 9/10 101
, A61P 11/06
, A61P 13/12
, A61P 17/06
, A61P 19/02
, A61P 21/04
, A61P 25/00
, A61P 25/28
, A61P 37/02
, A61P 37/06
, A61P 43/00 111
, C07D207/16
, C07D211/66
, C07D235/18
, C07D295/18 Z
, C07D403/06
Fターム (43件):
4C054AA02
, 4C054CC02
, 4C054DD01
, 4C054DD04
, 4C054DD08
, 4C054EE01
, 4C054FF30
, 4C054FF31
, 4C063AA01
, 4C063BB03
, 4C063CC06
, 4C063DD03
, 4C063EE01
, 4C069AA12
, 4C069AA26
, 4C069AC16
, 4C069BC28
, 4C069BD09
, 4C069CC19
, 4C069CC20
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086AA03
, 4C086AA04
, 4C086BC07
, 4C086BC39
, 4C086BC73
, 4C086GA07
, 4C086GA09
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZA16
, 4C086ZA45
, 4C086ZA59
, 4C086ZA66
, 4C086ZA81
, 4C086ZA94
, 4C086ZB05
, 4C086ZB13
, 4C086ZB15
, 4C086ZC20
, 4C086ZC35
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Tetrahedron Lett.,(1998),39,p.5175-6
-
Biochemistry,(1976),15(12),p.2527-2533
-
Chem.Pharm.Bull.,(1968),16(8),p.1417-32
-
Biochemistry,(1976),15(12),p.2527-2533
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