特許

J-GLOBAL ID：200903039017928294

未塗装加工部ならびに塗装端面部の耐食性に優れた溶融Zn-Al-Mg-Siめっき鋼材

発明者： 高橋 彰 ,  末宗 義広 ,  田中 曉 ,  森本 康秀 ,  杉山 昌章 ,  本田 和彦
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田中 久喬 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-111344
公開番号（公開出願番号）：特開2001-355055
出願日： 2001年04月10日
公開日（公表日）： 2001年12月25日
要約：

【要約】【課題】 Zn-Al-Mg系のめっき層における、最も高い耐食性を有するめっき鋼材の構造を明らかにし、そのめっき鋼材を提供する。【解決手段】 (1)Al:5〜15質量%、Mg:1〜10質量%、Si:0.01〜1質量%、必要に応じてPb、Ti、Mn、Sn、Niの0.01%〜2質量%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる溶融めっきにおいて、めっき層中に樹枝状結晶析出物の樹枝状構造の一次アームの長さが50μm以上でめっき表層方向に対して45度以下の角度をなして成長したAl相を有することを特徴とする未塗装加工部ならびに塗装端面部の耐食性に優れた溶融Zn-Al-Mg-Siめっき鋼材、(2)さらに、該鋼材はZnとAlとZn2Mgからなる三元共晶組織の中に上記(1)記載のAl相が混在した金属組織を有する事および/または結晶粒径が30μm以下のMg2Siの結晶析出物が、めっき層中に存在することを特徴とする。

請求項（抜粋）：

Al:5〜15質量%、Mg:1〜10質量%、Si:0.01〜1質量%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる溶融めっきにおいて、めっき層中に樹枝状結晶析出物の樹枝状構造の一次アームの長さが50μm以上でめっき表層方向に対して45度以下の角度をなして成長したAl相を有することを特徴とする未塗装加工部ならびに塗装端面部の耐食性に優れた溶融Zn-Al-Mg-Siめっき鋼材。

IPC (2件)：

C23C 2/06 ,  C23C 2/40

FI (2件)：

C23C 2/06 ,  C23C 2/40

Fターム (10件)：

4K027AA02 ,  4K027AA05 ,  4K027AA22 ,  4K027AB05 ,  4K027AB09 ,  4K027AB32 ,  4K027AB44 ,  4K027AC61 ,  4K027AE03 ,  4K027AE21

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 耐食性の優れた塗装鋼板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-231262   出願人：新日本製鐵株式会社