特許
J-GLOBAL ID:200903039028157753

テルミット反応を利用した灰体の溶融固化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 喜夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-103978
公開番号(公開出願番号):特開平10-277519
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 産業廃棄物である焼却灰及び集塵灰(飛灰)を減容化、無公害化、資源の再利用化を図ることができる新規な溶融固化装置を提供する。【解決手段】 (i).テルミット反応剤であるアルミニウム紛体と金属酸化物粉体、及び灰体からなる自燃性燃料を燃焼するための燃焼溶融炉、(ii).自燃性燃料の燃焼によって生成する溶融物を受容する溶融物受容器、(iii).溶融物受容器から炉本体外部に配設された溶融物を取出し、かつ溶融固化体とするための溶融物取出器から構成されるものにおいて、前記炉本体内部に配設された溶融物受容器が、所望容積の溶融物の湯を保持するように構成され、かつ溶融物受容器の溶融物取出器側の壁部が前記溶融物の湯を溶融物取出器へ排出するための穴部を有するもので構成されたことを特徴とするテルミット反応を利用した灰体の溶融固化装置。
請求項(抜粋):
テルミット反応を利用して焼却灰及び/又は集塵灰からなる灰体を溶融固化する装置であって、前記溶融固化装置が、(i).テルミット反応剤であるアルミニウム紛体と金属酸化物粉体、及び灰体からなる自燃性燃料の燃料供給管に接続され、かつ所望容積の矩形体の炉本体内で前記自燃性燃料を燃焼するための前記炉本体からなる燃焼溶融炉、(ii).前記燃焼溶融炉の炉本体内部に配設され、かつ自燃性燃料の燃焼域の直下に配設された自燃性燃料の燃焼によって生成する溶融物を受容する溶融物受容器、及び、(iii).前記燃焼溶融炉の炉本体内部に配設された溶融物受容器から炉本体外部に配設された溶融物を取出し、かつ溶融固化体とするための溶融物取出器、から構成されるものにおいて、前記炉本体内部に配設された溶融物受容器が、所望容積の溶融物の湯を保持するように構成され、かつ溶融物受容器の溶融物取出器側の壁部が前記溶融物の湯を溶融物取出器へ排出するための穴部を有するもので構成されたことを特徴とするテルミット反応を利用した灰体の溶融固化装置。
IPC (6件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  F23J 1/00 ,  F23J 1/08 ,  F27B 3/10 ,  F27D 3/08
FI (6件):
B09B 3/00 303 L ,  F23J 1/00 B ,  F23J 1/08 ,  F27B 3/10 ,  F27D 3/08 ,  B09B 3/00 ZAB

前のページに戻る