特許
J-GLOBAL ID:200903039029512417

合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-003056
公開番号(公開出願番号):特開平8-188861
出願日: 1995年01月12日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法に係り、さらに詳しくは、例えば自動車用鋼板として使用される高強度鋼板に、迅速かつ低コストで合金化溶融亜鉛めっきを施す方法および合金化溶融亜鉛めっき鋼板と非合金化溶融亜鉛めっき鋼板を同一Al濃度の溶融亜鉛浴で製造する方法を提供する。【構成】 鋼板を、還元性あるいは非酸化性の雰囲気で焼鈍した後、大気に接触させること無く溶融亜鉛中に通板せしめ、さらに加熱合金化処理する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、鋼板を焼鈍する前に、鋼板表面を清浄化した後、該鋼板表面に、酸化物の標準生成自由エネルギーΔGが特定の範囲である金属の無機化合物を、金属の付着量に換算して0.001g/m2以上5g/m2以下の厚さで被覆する。無機金属化合物として、金属がMn、Mg、Zn、Ni、Ti、Alの1種または2種以上であり、化合物の形態が水酸化物、酸化物、硫化物、硝酸塩、硫酸塩のいずれか、あるいはこれらの混合物を被覆する。
請求項(抜粋):
鋼板を、還元性あるいは非酸化性の雰囲気で焼鈍した後、該鋼板を大気に接触させること無く溶融亜鉛中に通板せしめ、さらに加熱合金化処理する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、鋼板を焼鈍する前に、鋼板表面を清浄化した後、該鋼板表面に、450°Cにおける酸化物の標準生成自由エネルギーΔGが-1100kJ/mol以上、800°Cにおける酸化物の標準生成自由エネルギーΔGが-300kJ/mol以下である金属の無機化合物を、金属の付着量に換算して0.001g/m2以上5g/m2以下の厚さで被覆することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C23C 2/02 ,  C23C 2/28

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