特許
J-GLOBAL ID:200903039031407094

鉄道用障害物検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-361251
公開番号(公開出願番号):特開2000-180535
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 鉄道における踏切等の特定の場所において障害物の存在をその移動/静止にかかわらず容易に且つ確実に検出可能とし、鉄道車両の安全な運行に寄与することを目的とする。【解決手段】 特定の場所で予め設定した検出範囲を挟むように対向配置された本体ユニット1とトランスポンダ2を備え、本体ユニット1において変調符号M1を用いて送信搬送波信号fcに対し直接拡散変調を行い、この変調された信号を上記検出範囲に向けて電波TWとして送信し、当該検出範囲内に存在する障害物及びトランスポンダ2から反射された電波RWを受信し、この受信信号を送信搬送波信号fcで復調し、この復調された信号IFにトランスポンダ2からの識別情報が含まれているか否か、またドップラ周波数成分が含まれているか否かを検出し、この検出結果ID,DSに基づいて障害物の検出を外部に指示する。
請求項(抜粋):
鉄道における特定の場所において鉄道車両の運行の妨げとなる障害物を検出する装置であって、前記特定の場所において予め設定した検出範囲の一方の側の近傍に配置された本体ユニットと、該本体ユニットと対向するように前記検出範囲の他方の側の近傍に配置されたトランスポンダとを備え、該トランスポンダは、前記本体ユニットとの間で電波信号の授受を行うアンテナ手段と、当該トランスポンダに固有の識別情報を発生すると共に、前記アンテナ手段で受信された電波信号に当該識別情報を組み込んで該アンテナ手段に送り返す回路とを具備し、前記本体ユニットは、送信用の搬送波信号を発生する発振器と、変調用の符号化された2位相ランダム信号を発生する符号発生回路と、該発生された符号化2位相ランダム信号を用いて前記送信搬送波信号に対し直接拡散変調を行う変調回路と、該変調された送信搬送波信号を前記検出範囲に向けて電波として送信すると共に、該送信された電波に対し当該検出範囲内に存在する障害物から反射された電波及び前記トランスポンダから返送された電波を受信するアンテナ手段と、該受信された電波の信号を前記送信搬送波信号で復調する復調回路と、該復調回路の出力信号に前記トランスポンダからの識別情報が含まれているか否かを検出する識別情報検出回路と、前記復調回路の出力信号にドップラ周波数成分が含まれているか否かを検出するドップラ信号検出回路と、前記識別情報検出回路及び前記ドップラ信号検出回路の各検出信号に基づいて前記検出範囲内に存在する障害物の検出を外部に指示する回路とを具備することを特徴とする鉄道用障害物検出装置。
IPC (7件):
G01S 13/04 ,  B61F 19/00 ,  B61L 29/00 ,  G01S 13/50 ,  G01S 13/74 ,  G01S 13/91 ,  G01V 3/12
FI (7件):
G01S 13/04 ,  B61F 19/00 ,  B61L 29/00 A ,  G01S 13/50 B ,  G01S 13/74 ,  G01V 3/12 A ,  G01S 13/91 Z
Fターム (22件):
2G005DA04 ,  5H161AA01 ,  5H161MM05 ,  5H161MM14 ,  5H161NN11 ,  5J070AB01 ,  5J070AB17 ,  5J070AB24 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD01 ,  5J070AD02 ,  5J070AD05 ,  5J070AE01 ,  5J070AF01 ,  5J070AH04 ,  5J070AH25 ,  5J070AH35 ,  5J070AK22 ,  5J070BC06 ,  5J070BC08 ,  5J070BC20
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る