特許
J-GLOBAL ID:200903039032582337

燃料蒸発制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230516
公開番号(公開出願番号):特開平9-072254
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 簡易な方法で運転中のパージ実行頻度を増大させ、キャニスタの蒸発燃料による飽和を防止する。【解決手段】 機関1の吸気通路2にパージ制御弁15を介してキャニスタ10を接続し、ECU20によりパージ制御弁15をデューティ制御してキャニスタのパージを行う。ECU20はパージ制御弁の制御デューティ比が所定値より低下した場合であっても、機関1の吸排気弁バルブオーバラップ量が所定値より大きい場合にはパージを実行する。バルブオーバラップ量が大きい場合には吸気通路への既燃ガスの吹き返し量が増大し、キャニスタパージガスと吸気との混合が良好になるため、パージ制御弁の低デューティ比作動時であっても気筒間の蒸発燃料供給量のばらつきが生じない。このため、従来パージを停止していた条件でもパージを実行することができ、パージ実行頻度が増大する。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料タンク内の蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該キャニスタからのパージガスを機関吸気通路に導くパージ通路と、供給されるパルス信号に応じて該パージ通路を開閉するパージ弁と、機関負荷条件に応じて前記パージ弁に供給するパルス信号のデューティ比を変化させ前記パージ通路を通るパージガス流量を制御する制御手段と、前記パルス信号のデューティ比が予め定めた下限値より低くなったときに前記パージ弁を全閉に保持してパージを禁止するパージ禁止手段と、機関各気筒に吸入される蒸発燃料量の気筒間ばらつきに影響を与える機関運転状態パラメータを検出する運転状態検出手段と、前記機関運転状態パラメータが予め定めた領域にあるときに、前記パージ禁止手段によるパージ禁止操作を停止させるパージ実行手段と、を備えた燃料蒸発制御装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
FI (2件):
F02M 25/08 301 J ,  F02M 25/08 301 K

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