特許
J-GLOBAL ID:200903039033318960

可逆記録媒体、および該可逆記録媒体を使用した記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 友松 英爾 (外2名) ,  友松 英爾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-277381
公開番号(公開出願番号):特開2000-225772
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 コレステリック液晶系感熱記録記録層中にスペーサー部材を存在させることにより、コレステリック液晶系感熱記録記録層の等方相あるいはコレステリック液晶相の厚さを均一に保持することのできる、均一な記録画像、特に選択反射色の色ムラの発生を防止して良好な記録画像が得られる可逆記録媒体を提供する。【解決手段】 感熱記録層が、例えば加熱手段により感熱記録材料の一部、あるいは全部の領域を等方相を示す温度まで到達させた後、次に記録材料をコレステリック反射色を示す温度まで冷却した後、該記録材料を急冷して前記コレステリック反射色を固定させた後、該記録材料を再び加熱し少なくともその一部を結晶化させることにより白色表示状態が形成される記録層であり、かつ該感熱記録層中にスペーサー部材を有するものであることを特徴とする可逆記録媒体。
請求項(抜粋):
少なくとも一方が透明な2枚の基板間に、コレステリック液晶化合物または該化合物を含む混合物からなる感熱記録材料で構成される記録層を挟持させて構成された感熱可逆記録が可能な可逆記録媒体において、感熱記録層が下記(1)〜(3)の中から選ばれたものであり、かつ該感熱記録層中にスペーサー部材を有するものであることを特徴とする可逆記録媒体。(1)加熱手段により感熱記録材料の一部、あるいは全部の領域を等方相を示す温度まで到達させた後、次に前記の記録材料をコレステリック反射色を示す温度まで冷却した後、該記録材料を急冷して前記コレステリック反射色を固定させた後、該記録材料を再び加熱し少なくともその一部を結晶化させることにより白色表示状態が形成される記録層。(2)加熱手段により感熱記録材料の一部、あるいは全部の領域を等方相を示す温度まで到達させた後、次に前記の記録材料を急冷して、前記感熱記録層の少なくとも一部を非晶質相とすることにより白色表示状態が形成される記録層。(3)記録層の一部、あるいは全部の領域を等方相あるいは高温でのコレステリック液晶相を示す温度まで加熱させた後、次に該記録材料を、固定化を所望する選択波長に応じて適当な冷却速度を選択してコレステリック液晶化合物のガラス転移温度以下、あるいは常温に冷却することにより、該冷却した領域に所望のコレステリック反射色を固定して記録を行うことができる記録層。
IPC (2件):
B41M 5/36 ,  G02F 1/13 102
FI (2件):
B41M 5/26 102 ,  G02F 1/13 102
引用特許:
審査官引用 (8件)
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