特許
J-GLOBAL ID:200903039034372615

二輪車用電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 辰也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-281703
公開番号(公開出願番号):特開平7-059319
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 磁石発電機の能力を抑制し、システム全体の発電効率を高める。【構成】 磁石発電機3の回転子4には各永久磁石8の間に磁性材料から成る各制御磁極9が介設され、磁石発電機3の固定子11には界磁制御コイル17が回転子4のヨーク5、制御磁極9を通る閉磁路を形成するように配設されている。界磁制御コイル17は昼夜切換スイッチ18を介して夜側に閉じられた時に励磁するようにバッテリー1に接続されている。【効果】 夜間には界磁制御コイルが励磁されて制御磁極で磁石発電機の界磁力が補強されるため、磁石発電機の発電能力自体がその分高められる。夜間よりも電力が少なくて済む昼間は界磁制御コイルに通電しない状態で、磁石発電機を運転して磁石発電機自体の能力を予め軽減できるため、二輪車用電源装置のシステム規模を縮小でき、発電効率、二輪車の燃費を高めることができる。
請求項(抜粋):
磁石発電機と、この磁石発電機に接続されている出力レギュレーターとを備えており、磁石発電機は発電子コイルが巻装されている固定子と、固定子の外側にて回転自在に支持された磁性材料から成るヨークに永久磁石が周方向に間隔を置かれて同心円に配設されている回転子とを備えており、回転子の永久磁石の回転により発電子コイルにて発電されるように構成されている二輪車用電源装置において、前記磁石発電機の回転子には各永久磁石の間に磁性材料から成る各制御磁極がそれぞれ介設されているとともに、前記磁石発電機の固定子には界磁制御コイルが回転子の前記ヨークおよび制御磁極を通る閉磁路を形成するように配設されており、この界磁制御コイルは切換スイッチを介してバッテリーに接続されて、このスイッチが閉じられた時に励磁されて出力が増加するように構成されていることを特徴とする二輪車用電源装置。

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