特許
J-GLOBAL ID:200903039041400985

スクータ型自動二輪車の前輪操向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-215817
公開番号(公開出願番号):特開2003-026069
出願日: 2001年07月16日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 スイングアーム式フロントサスペンション系及びステアリング系を備えたスクータ型自動二輪車において、バンク角を十分に確保し、運転者の足元のスペースを十分に確保すること。【解決手段】 スクータ型自動二輪車10は、足載せ板を支えたセンタフレーム部の前部にアーム部54を上下スイング可能に取付け、アーム部の前端に車軸ホルダブロックを介して前輪18を取付けるものである。アーム部は、正面視でレッグシールド23の幅に納るように、スイングアーム基端部から車体一側方へ斜め上へ張り出した後に斜め下へ下降しつつ車体中心へ向う、上に凸の湾曲アームであり、四辺形の4つのコーナのうち、隣り合う2つのコーナ101,102を斜辺化してなる六辺形断面とし、2つの斜辺105,106を前輪から離れる側に配置し、バンク角θを規定するために前輪及びアーム部に外接させた接線Taに、下の斜辺105を沿わせる。
請求項(抜粋):
レッグシールドの後方に足載せ板を配置し、この足載せ板を支えるセンタフレーム部の前部にスイングアーム基端部を上下スイング可能に取付け、このスイングアーム基端部から前方へアーム部を延し、このアーム部の前端にキングピン連結部を設け、このキングピン連結部にキングピンにて車軸ホルダブロックを左右旋回可能に取付け、この車軸ホルダブロックに前輪を回転可能に取付けることで、ヘッドパイプに回転可能に取付けたステアリング軸にて車軸ホルダブロックを介して前輪の操向を行う、スクータ型自動二輪車の前輪操向装置において、前記アーム部は、正面視で前記レッグシールドの幅に納ることを条件に、前記スイングアーム基端部から車体一側方へ斜め上へ張り出した後に斜め下へ下降しつつ車体中心へ向う、上に凸の湾曲アームであり、且つ、四辺形の4つのコーナのうち、隣り合う2つのコーナを斜辺化してなる六辺形断面とし、これら2つの斜辺を前輪から離れる側に配置するとともに、バンク角を規定するために前輪及びアーム部に外接させた接線に、一方の斜辺をほぼ沿わせたことを特徴とするスクータ型自動二輪車の前輪操向装置。
Fターム (2件):
3D014DD03 ,  3D014DE06

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