特許
J-GLOBAL ID:200903039051913093

クラッチ及びそれを用いた変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170975
公開番号(公開出願番号):特開平10-019058
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 小駆動力で制御可能で応答速度の大きな変速装置を提供する。【解決手段】 原動軸2と従動軸4とが2つのギヤ列(1),(2)により結合されている。各ギヤ列のクラッチは、原動軸2とギヤ12,14とが同軸状に配置されており、ガイド穴20が形成された原動軸2に形成されたボール保持孔22,24にはボール26,28が径方向相対移動可能に保持されており、ガイド穴20内に軸方向往復移動可能に配置されたカム部材32の外周面には軸方向に対し傾きを有するカム面33c,33dが形成されており、カム部材32をアクチュエータ44により往復移動させることで、カム面33c,33dがボール26,28をギヤ12,14の内周面に対し押圧する第1状態と押圧しない第2状態とをとる。第1クラッチが第1状態をとる時に第2クラッチが第2状態をとり且つ第2クラッチが第1状態をとる時に第1クラッチが第2状態をとる。
請求項(抜粋):
内側回転部材と該内側回転部材の径方向外方に位置せる外側回転部材とが互いに回転可能に同軸状に配置されており、前記内側回転部材の回転中心には軸方向のカム部材ガイド穴が形成されており、前記内側回転部材には周方向に均等に配置された複数の回転力伝達部材保持孔が形成されており、前記回転力伝達部材保持孔にはそれぞれ回転力伝達部材が径方向相対移動可能に保持されており、前記カム部材ガイド穴内には軸方向に往復移動可能にカム部材が配置されており、該カム部材の外周面には軸方向に対し傾きを有するカム面が形成されており、前記カム部材を軸方向移動駆動手段により往復移動させることで、前記カム面が前記回転力伝達部材を前記外側回転部材の内周面に対し押圧する第1状態と前記カム面が前記回転力伝達部材を前記外側回転部材の内周面に対し押圧しない第2状態とをとる様にしてなる、ことを特徴とするクラッチ。
IPC (3件):
F16D 15/00 ,  F16H 3/08 ,  F16H 63/10
FI (3件):
F16D 15/00 Z ,  F16H 3/08 Z ,  F16H 63/10

前のページに戻る