特許
J-GLOBAL ID:200903039060684579

スチーム管を備えた回転加熱式ドライヤの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164143
公開番号(公開出願番号):特開平6-088084
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 ドライヤ内で調湿される原料炭の過乾燥を防止する。【構成】 ドライヤ1に装入される含水原料炭2の供給量低下、水分低下により含水原料炭2に対応して供給すべき水蒸気の圧力が、加熱蒸気圧力制御下限値を下廻わり圧力制御による運転が困難になった段階で、ドライヤ1の回転数を可及的に急速に増加して、ドライヤ1内での滞留時間を短縮することにより調湿原料炭の過乾燥を防止する。【効果】 過乾燥された原料炭による粉塵発生が解消できる。
請求項(抜粋):
スチーム管を備えた回転加熱式ドライヤの一端側から含水原料炭を連続的に装入し、スチーム管に加熱用水蒸気を流通させることにより、含水原料炭を間接加熱し、加熱乾燥された調湿原料炭を他端側から順次排出する一方、加熱乾燥中にドライヤ内にキャリアガスを流通させることにより含水原料炭からの蒸発水分を機外に排出するスチーム管を備えた回転加熱式ドライヤの運転方法において、前記ドライヤへ供給される含水原料炭の供給量低下および/または含水原料炭の水分含有量の低下により、当該ドライヤに供給される含水原料炭に対応してスチーム管に供給されるべき加熱用水蒸気の圧力が加熱蒸気圧力制御下限値を下廻る段階で、前記ドライヤの回転数を、下流側に配置した輸送コンベヤの最大輸送量に見合う回転数に制御して、当該ドライヤ内にすでに滞溜していた原料炭を可及的に迅速に排出し、滞溜していた原料炭の排出が完了した段階で前記ドライヤを最大回転数で回転制御して引き続き装入されてくる含水原料炭の滞溜時間を短縮することにより調湿原料炭の過乾燥を防止することを特徴とするスチーム管を備えた回転加熱式ドライヤの運転方法。
IPC (2件):
C10L 9/08 ,  C10B 57/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-046302
  • 特開平1-104352

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