特許
J-GLOBAL ID:200903039064067787

初層溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 友一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-259229
公開番号(公開出願番号):特開平9-076062
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 溶接近傍の酸素濃度を測り溶接時の欠陥を防ぐ。【解決手段】 配管同士の端面18a、20aにインサートリング12を仮付け溶接し、配管の片端部より不活性ガス22を送気し空気と置換する。またインサートリング12側部の貫通孔14と配管の他方端部より不活性ガス22bを排気させる。ここで貫通孔14に注射針を挿入し、不活性ガス22b内に含まれる酸素濃度を計測し、規定値以下になったところで本溶接を行う。本溶接にて配管18、20とインサートリングとの間に生じた隙間を埋める際にも貫通孔より不活性ガス22bが排気しているので、前記隙間に不活性ガスが集中せず溶接欠陥を生じることなく本溶接を行うことができる。更に配管内部の置換効率を高めるために、貫通孔14を上方向になるよう設置し、比重の小さい酸素を積極的に配管外部に追い出すようにする。
請求項(抜粋):
多層溶接の際、配管の開先部にインサートリングを仮付け溶接し、配管同士を前記インサートリングを介して突き合わせ、配管内部を正圧側とするよう不活性ガスを送気し、配管同士の接合を行う初層溶接方法において、前記インサートリングの側部に貫通孔を設け、前記貫通孔より前記配管内部に送気する不活性ガスを配管外部に排気しつつ、前記インサートリングを介して前記配管同士を溶接することを特徴とする初層溶接方法。
IPC (6件):
B23K 9/028 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/02 ,  B23K 9/095 501 ,  B23K 9/16 ,  B23K 37/00 301
FI (6件):
B23K 9/028 B ,  B23K 9/00 501 P ,  B23K 9/02 Y ,  B23K 9/095 501 G ,  B23K 9/16 M ,  B23K 37/00 301 B

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