特許

J-GLOBAL ID：200903039064629653

ICカード

発明者： 吉川 雅起
出願人/特許権者： 大日本印刷株式会社
代理人 (1件)： 志村 浩
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-347803
公開番号（公開出願番号）：特開2000-155819
出願日： 1998年11月20日
公開日（公表日）： 2000年06月06日
要約：

【要約】【課題】 より万全なセキュリティを確保する。【解決手段】 CPU11,ROM13,EEPROM14,RAM15を内蔵したICカードにおいて、EEPROM14内に、複数のアプリケーションプログラムを、それぞれブロック51,52,61,62ごとに異なる暗号化手法を用いて暗号化した状態で格納する。ROM13内には、これら暗号化手法に対応した復号化手順AA,BB,CCを用意しておく。特定のアプリケーションを実行する必要が生じたときには、当該アプリケーションプログラムを復号化し、RAM15内に復号化したプログラムを展開し、この展開プログラムを実行する。当該アプリケーションプログラムを終了するときには、RAM15内に展開したプログラムを消去する。

請求項（抜粋）：

CPUとメモリとを有し、メモリ内に格納されたアプリケーションプログラムをCPUによって実行させることにより、種々の処理を行うICカードにおいて、所定の暗号化手順に基づいて暗号化されたアプリケーションプログラムを格納するための暗号化プログラム格納部と、前記暗号化手順に対応した復号化手順を格納するための復号化手順格納部と、前記復号化手順によって復号化されたアプリケーションプログラムを格納するための復号化プログラム格納部と、をメモリ上に設け、外部装置から前記アプリケーションプログラムに関する実行指示が与えられるまでは、前記アプリケーションプログラムを暗号化した状態で前記暗号化プログラム格納部に格納しておき、前記実行指示が与えられた場合は、前記復号化手順に基づいて復号化を行い、復号化されたアプリケーションプログラムを前記復号化プログラム格納部に格納し、この復号化されたアプリケーションプログラムを実行した後、この復号化されたアプリケーションプログラムを前記復号化プログラム格納部から消去する処理を行う機能を有することを特徴とするICカード。

Fターム (4件)：

5B035AA15 ,  5B035BB09 ,  5B035CA11 ,  5B035CA38