特許
J-GLOBAL ID:200903039066218723

濃縮酸素回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-108970
公開番号(公開出願番号):特開平10-113527
出願日: 1988年03月17日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 窒素ガスと酸素ガスを主成分とする混合ガスよりPSA法で酸素を濃縮する方法において、再生後の圧力回復工程で混合ガス等を吸着槽の入口端から導入しても、窒素ガスが出口端から破過しないようにする。【解決手段】 再生後の圧力回復工程において、濃縮酸素ガス溜め槽より濃縮酸素の一部を一方の吸着槽(B)の出口端に逆流させながら、混合ガス又は他方の吸着槽(A)の出口端からの残留酸素ガスを上記一方の吸着槽(B)の入口端より導入して、当該一方の吸着槽(B)の出口端から槽内の窒素ガスが上昇移動して、破過するのを抑制する。
請求項(抜粋):
窒素ガスと酸素ガスを主成分とする混合ガスより、プレッシャースイング法により酸素を濃縮する方法において、吸着剤としてゼオライトモレキュラーシーブを充填したA,B2槽の吸着槽とその出口側に2槽共有の濃縮酸素ガス留め槽とを備えた装置を用いて、?@ 前記混合ガスをA槽の入口端より大気圧以上2kg/cm2G 未満の圧力で導入して窒素ガスを選択吸着させながら出口端より濃縮された酸素を濃縮酸素ガス溜め槽に蓄える吸着工程、?A B槽の入口端より100mmHg以上400mmHg以下の圧力にまで減圧した状態で窒素ガスを脱着させてB槽の吸着剤を再生する再生工程、?B 吸着の終了したA槽の入口端への混合ガスの導入を停止し、出口端より槽内の残留酸素ガスの一部を減圧脱着を続けるB槽の出口端に導入してガスを回収する回収工程、?C 濃縮酸素ガス溜め槽より濃縮酸素の一部をB槽の出口端に逆流させながら、前記混合ガス及びA槽の出口端からの残留酸素ガスの少なくとも一方をB槽の入口端より導入してB槽の圧力を上昇させる圧力回復工程、を逐次A,B各槽交互にくりかえすことを特徴とする濃縮酸素回収方法。
IPC (2件):
B01D 53/04 ,  C01B 13/02
FI (2件):
B01D 53/04 B ,  C01B 13/02 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-112822
  • 特開昭59-112820
  • 特公昭57-044361

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