特許
J-GLOBAL ID:200903039066359122

自動送信電力制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-198546
公開番号(公開出願番号):特開平10-028062
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】自動送信電力制御回路に周波数ホッピング信号を入力したとき生ずる送信立上り時および周波数ホッピング毎の立上り時に発生するオーバーシュートをなくし、各周波数の送信出力レベルの差をなくすようにする。【解決手段】方向性結合器3で抽出した送信出力に比例した電圧を検波した後、ホッピング毎にサンプルホールド回路6でサンプルホールドし、ホッピング毎の立上り時のオーバーシュートをなくす。反転増幅器5の正入力としてROM7に記憶させた各周波数の基準レベル補正値から当該周波数の補正値を読み出しD/A変換して入力することにより各周波数の送信出力レベルを同じくする。多段分圧器9を設けて送信立上げ時の制御電圧を徐々に上げる。
請求項(抜粋):
送信信号が入力され制御信号に応じた減衰量を与えて出力する可変減衰器と、該可変減衰器の出力を増幅する電力増幅器と、該電力増幅器から出力される送信出力に比例した電圧を抽出する方向性結合器と、該方向性結合器の出力を検波する検波器と、該検波器の出力と基準電圧との差を求めその差が0になるような制御電圧を前記可変減衰器に与える反転増幅器とが備えられ、送信出力を一定にする自動送信電力制御回路において、前記検波器と前記反転増幅器との間に設けられ、前記可変減衰器に入力される周波数ホッピング信号のホッピングタイミング毎にサンプリングホールドして前記反転増幅器の一方の入力として出力するサンプルホールド回路と、予め、各ホッピング周波数に対応する送信出力レベルが同じくなるような基準電圧の補正値を記憶させたROMと、該ROMの内容を周波数がホッピングされる毎にアナログ変換し前記反転増幅器の正入力側に入力するD/A変換器と、前記反転増幅器と前記可変減衰器との間に設けられ、送信立ち上げ時に該反転増幅器の出力を段階的に上げて該可変減衰器に与える多段分圧器とが備えられ、送信立ち上げ時および周波数ホッピング毎の立ち上がり時のオーバーシュートをなくすとともに各ホッピング周波数に対応する送信出力レベルが同じくなるようにしたことを特徴とする自動送信電力制御回路。

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