特許
J-GLOBAL ID:200903039066934674

使用済みニッケル-金属水素化物蓄電池からの金属の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-519457
公開番号(公開出願番号):特表平10-510879
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】正極及び負極の活性材料を含む、蓄電池スクラップから機械的に選別した微細フラクションの溶解には、特に負極の主成分を形成するAB5型の水素貯蔵合金を残すとこなく溶解するH2SO4/H2O2混合物が好適である。引き続き強酸性溶解液を金属粗大フラクション上を流動させることによって、過剰なH2O2を分解し、かつ存在するFe3+をFe2+を還元し、それにより貯蔵合金から由来する希土類をFe不純物不含で複硫酸塩として沈殿可能にする。Ni及びCoの回収は、溶剤抽出及び同時電気分解により一緒に行うことができ、その際分離生成物は新たな水素貯蔵合金の製造の際のマスター合金として使用可能である。該方法は、蓄電池スクラップが間違った選別に基づきわずかなNi/Co電池を含有する場合でも、問題なく実施可能である。
請求項(抜粋):
材料を機械的に破砕し、少なくとも粗大フラクションと微細フラクションに分け、この両フラクションを互いに別々に処理し、その際微細フラクションは強酸を使用して溶解し、該溶液から金属を段階的に選択的沈殿及び/又は液/液抽出によって分離しかつ回収することにより、使用済みニッケル-金属水素化物蓄電池から金属を回収する方法において、微細フラクションの溶解のために過酸化水素を添加した硫酸を使用することを特徴とする、使用済みニッケル-金属水素化物蓄電池からの金属の回収方法。
IPC (5件):
C22B 7/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/20 ,  C22B 3/44 ,  H01M 10/54
FI (5件):
C22B 7/00 C ,  H01M 10/54 ,  C22B 3/00 A ,  C22B 3/00 Q ,  C22B 3/00 H

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