特許
J-GLOBAL ID:200903039078482140

吸収式空調装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050524
公開番号(公開出願番号):特開平10-246530
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 暖房運転時の快適性の向上を図る。【解決手段】 吸収液ポンプと冷温水ポンプ220とを同一のモータによって駆動するタンデムポンプによって構成し、タンデムポンプを冷房運転時には、高温再生器1内の吸収液温度に応じた可変回転数に制御し、暖房運転時には、冷温水流路45に並列接続された室内機300及び床暖房パネル400の運転数に応じて、床暖房パネルの床暖房運転が行われている場合には3300rpm の高回転数に、床暖房パネルの床暖房運転が行われていない場合には、室内機の運転数に応じて、1台の場合には2100rpm の低回転数に、2台以上の場合には、2400rpm の中回転数にそれぞれ固定制御する。床暖房パネルの運転時には大きな吐出圧が確保でき、また冷温水流路45の流量が負荷の運転数応じて安定するため温度変動がない。
請求項(抜粋):
冷媒を含む吸収液を加熱手段により加熱して該吸収液から冷媒蒸気を分離させる再生器、該再生器によって分離した前記冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器、該凝縮器で凝縮した冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器、該蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を前記再生器から供給される吸収液に吸収させる吸収器、該吸収器から前記再生器へ吸収液を戻す吸収液ポンプから吸収サイクルを形成するとともに、弁機構を備えた暖房用吸収液流路によって前記蒸発器と前記再生器とを接続し、冷房運転時には、前記弁機構を閉弁して前記吸収サイクル内に吸収液を循環させ、暖房運転時には、前記弁機構を開弁して前記再生器内の高温の吸収液を前記蒸発器内に供給して前記吸収器を介して循環させる吸収液回路と、送風ファンを併設し室内を冷房又は暖房するための室内熱交換器と室内を暖房するための床暖房パネルとを前記蒸発器内に設けた冷温水配管に並列接続し、該冷温水配管内の冷温水を冷温水ポンプにより前記室内熱交換器および前記床暖房パネルに循環させる回路であって、前記室内熱交換器および前記床暖房パネルにそれぞれ供給される冷温水をそれぞれ制御するための複数の制御弁を有する冷温水回路と、冷房運転時に前記吸収器および前記凝縮器を冷却するための冷却水回路とを具備する吸収式空調装置であって、前記吸収液ポンプと前記冷温水ポンプとを同一のモータによって駆動するタンデムポンプによって構成した吸収式空調装置の制御装置において、前記タンデムポンプのモータを制御するモータ制御手段は、前記モータの回転数を、冷房運転時には、前記再生器内の吸収液温度に応じた回転数に可変制御し、暖房運転時には、前記室内熱交換器および前記床暖房パネルの運転台数に応じた固定回転数に制御することを特徴とする吸収式空調装置の制御装置。
IPC (2件):
F25B 15/00 306 ,  F25B 15/00
FI (2件):
F25B 15/00 306 N ,  F25B 15/00 306 Z

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