特許
J-GLOBAL ID:200903039085021051

光方向制御素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002060
公開番号(公開出願番号):特開平5-188343
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 光の進行方向を電気的に制御する光方向制御素子の効率を高め、クロストークを少なくし、制御を容易にする。【構成】 ネマティック液晶30を挟む一方の透明基板40に、多数の透明電極10を平行に配列し、各透明電極10の両側に制御電極11,12を接続して、それぞれに異なる電圧を印加する。他方の透明基板50上の全面の透明電極20には基準電圧を印加して、ネマティック液晶30の層に、連続的に変化する電位を与える。液晶分子はその変化とともに立上がりが変化し、屈折率が連続的に変化する。従って、ネマティック液晶30の層は、鋸波状の屈折率分布を持つことになり、ブレーズド回折格子として働き、特定の次数の回折光だけを強めて回折させる。光方向の制御は、各電極へ印加する電圧の制御により簡単に行える。これにより、高効率でクロストークの小さな光方向制御素子を実現する。
請求項(抜粋):
2枚の透明基板の間にネマティック液晶を挟んだ構造からなることと、前記透明基板の一方に多数のたんざく状の透明電極のパタンが平行に配列されて形成されていることと、該たんざく状の透明電極の両側に沿って独立した制御電極が接続されていることと、該たんざく状の透明電極の抵抗が該制御電極の抵抗に比べて十分大きいこととと、前記透明基板の他方に全面の透明電極が形成されていることと、前記ネマティック液晶が前記透明基板面に平行に配向されていることと、前記ネマティック液晶の配向方向に偏光した光を該ネマティック液晶に照射する手段が具備されていることを特徴とする光方向制御素子。
IPC (4件):
G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1333 ,  G02F 1/1343 ,  G02F 1/29

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