特許
J-GLOBAL ID:200903039091124199

リヨセル繊維及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-501832
公開番号(公開出願番号):特表平10-504858
出願日: 1995年06月19日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】繊維の重合度を約200単位以上減少させる処理を行うことによって、溶剤紡糸されたセルロース繊維のフィブリル化傾向を高めることができる。適当な処理方法は、0.1〜10重量%の次亜塩素酸ナトリウムを含む水溶液を繊維に付与し、続いてスチーミングを行う強い漂白を含む。繊維は未乾燥のまま、又は乾燥して処理される。本発明の方法で処理された繊維は、紙や水交絡布帛の製造に適している。高いフィブリル化傾向を有する繊維は、30,000〜150,000の範囲の砕解装置の回転数によって、砕解テストにおけるカナダ標準自由度400まで叩解可能であり、50,000〜200,000の範囲の砕解装置の回転数によって、同じテストにおけるカナダ標準自由度200まで叩解可能である。
請求項(抜粋):
(1)セルロースを溶剤に溶かして溶液を形成し、 (2)該溶液をダイを通じて押し出して複数のフィラメントを形成し、 (3)該フィラメントを洗浄して溶剤を除去し、 (4)該リヨセル繊維を、セルロースの重合度を少なくとも約200単位だけ減少させるのに有効な条件で処理する、各ステップを含む高いフィブリル化傾向を有するリヨセル繊維の製造法。
IPC (6件):
D01F 2/00 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/46 ,  D06M 11/30 ,  D21H 13/08 ,  D06M101:06
FI (5件):
D01F 2/00 Z ,  D04H 1/42 F ,  D04H 1/46 A ,  D06M 1/06 Z ,  D21H 5/14 A

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