特許
J-GLOBAL ID:200903039096350545

ブレーキマスタシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大庭 咲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-323917
公開番号(公開出願番号):特開2001-138892
出願日: 1999年11月15日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキマスタシリンダにおいて、第1ピストンの前方に配置される第2ピストンの支持構造を改善すること。【解決手段】 ボディ11とキャップ12からなるシリンダハウジング10に組付けられ内孔23cにて両ピストン31,32を軸方向へ摺動可能に支持するスリーブ23が両ピストン31,32間に形成される第1圧力室R1をボディ11に設けた送出ポート11dに連通させる連通路(連通溝23e,連通孔23i)を有してなるブレーキマスタシリンダにおいて、スリーブ23の内周部に設けた環状溝23gに第2ピストン32とスリーブ23間を液密的にシールするシールカップ27を組付け、第2ピストン32を軸方向へ摺動可能にガイドしシールカップ27の後方への移動を規制するカップ保持壁23kに連通孔23jを設けて、同連通孔23jを通して環状溝23gと送出ポート11dを連通させた。
請求項(抜粋):
後端にて開口する内孔を有したボディと、このボディの内孔開口部に組付けられて前記ボディとによってシリンダハウジングを構成するキャップと、このキャップを通して前記シリンダハウジング内に嵌挿されて軸方向へ摺動可能に支持される第1ピストンと、この第1ピストンの前方に同軸的に配置されて前記シリンダハウジング内にて軸方向へ摺動可能な第2ピストンと、前記シリンダハウジング内に組付けられて内孔にて前記第1ピストンと前記第2ピストンを軸方向へ摺動可能に支持するスリーブとを備え、前記スリーブが前記両ピストン間に形成される第1圧力室を前記ボディに設けた送出ポートに連通させる連通路を有してなるブレーキマスタシリンダにおいて、前記スリーブの内周部に内周に向けて開口する環状溝を設けて、同環状溝に前記第2ピストンの外周と前記スリーブの内周間を液密的にシールするシールカップを組付け、また前記環状溝の後方にて前記スリーブに形成されて前記第2ピストンを軸方向へ摺動可能にガイドするとともに前記シールカップの後方への移動を規制するカップ保持壁に第2連通路を設けて、この第2連通路を通して前記環状溝と前記送出ポートを連通させるようにしたことを特徴とするブレーキマスタシリンダ。
Fターム (3件):
3D047BB38 ,  3D047CC13 ,  3D047CC17

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