特許
J-GLOBAL ID:200903039097199867

多管式熱交換器の既設伝熱管内面への液圧拡管による薄肉金属管の内張り方法および装置、ならびに液圧拡管による内張りに用いられる薄肉チタン管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177661
公開番号(公開出願番号):特開平11-010264
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 多管式熱交換器の既設伝熱管内面への液圧拡管による薄肉金属管の内張り方式および液圧拡管による内張りに用いられる薄肉チタン管を提供する。【解決手段】 管板に装着された伝熱管内に薄肉金属管を挿入し、伝熱管の管端より突出した金属管の外周面を、液圧の供給によって金属管の外周面に密着して液圧シールを可能とする液圧シール手段によりシールして、金属管の内側から液圧を加えて液圧拡管することにより伝熱管の内面に金属管を圧着、内張りする場合、拡管されて管板に固定された伝熱管の管板固定部に位置する金属管の外周面と伝熱管の内面との隙間および/または伝熱管の管端より突出した金属管の外周面と液圧シール手段との隙間を埋める金属製スリーブを配設して金属管の局部拡大変形を防止する。伝熱管が銅合金管の場合、0.2%耐力をヤング率で除した値が伝熱管のそれより小さく且つ最大結晶粒径が厚さの1/2未満のチタン管を内張りするのが好ましい。
請求項(抜粋):
多管式熱交換器の管板に機械拡管方式あるいは溶接方式により装着された伝熱管内に薄肉金属管を挿入し、伝熱管の管端より突出した金属管の外周面を、液圧の供給によって金属管の外周面に密着して液圧シールを可能とする液圧シール手段によりシールして、金属管の内側から液圧を加えて液圧拡管することにより伝熱管内面に金属管を圧着、内張りする方法において、拡管されて管板に固定された伝熱管の管板固定部に位置する金属管の外周面と伝熱管の内面との隙間および/または伝熱管の管端より突出した金属管の外周面と液圧シール手段との隙間を埋める金属製スリーブを配設して金属管の局所拡大変形を防止することを特徴とする多管式熱交換器の既設伝熱管内面への液圧拡管による薄肉金属管の内張り方法。
IPC (6件):
B21D 53/06 ,  B21C 37/06 ,  B21D 39/04 ,  F16L 58/08 ,  F28F 1/00 ,  F28F 9/18
FI (7件):
B21D 53/06 D ,  B21C 37/06 B ,  B21C 37/06 K ,  B21D 39/04 E ,  F16L 58/08 ,  F28F 1/00 C ,  F28F 9/18

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