特許
J-GLOBAL ID:200903039097522331

カラー読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-241346
公開番号(公開出願番号):特開平5-083576
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、カラー読取装置に関し、白黒のエッジ部の色ずれを補正することを目的とする。【構成】 原稿101上の線状の領域の白黒画像を複数の色成分に色分解して読み取る画像読取手段112と、画像読取手段112で得られた線状の領域に対応する画像データから、各画素を先頭とする所定の画素数分の画像データを順次に抽出する抽出手段113と、抽出範囲の起点および終点の画素の画像データを保持する保持手段114と、画像データの少なくとも1つの成分の値が抽出範囲の両端部分において一定か否かを判定する判定手段115と、抽出範囲の両端部分において一定である旨の判定結果に応じて、起点側の領域と終点側の領域とに含まれる各画素の画像データを保持手段114に保持された起点および終点の画素の画像データでそれぞれ置き換えて送出する置換手段116とを備える。
請求項(抜粋):
複数の受光素子を1列に配列したラインイメージセンサ(111)を有し、前記ラインイメージセンサ(111)の各受光素子に対応する画素ごとに、原稿(101)上の線状の領域の白黒画像を複数の色成分に色分解して読み取って、各分解色の強度を示す複数成分からなる画像データを出力する画像読取手段(112)と、前記線状の領域に対応する画像データから、各画素を先頭とする所定の画素数分の画像データを順次に抽出する抽出手段(113)と、前記抽出手段(113)による抽出範囲の起点および終点の画素の画像データを保持する保持手段(114)と、前記抽出手段(113)で抽出された画像データが入力され、前記画像データの少なくとも1つの成分の値が前記抽出範囲の両端部分においてともに一定であるか否かを判定する判定手段(115)と、前記抽出範囲の両端部分の該当する成分の値が一定である旨の判定結果に応じて、前記抽出範囲を起点側の領域と終点側の領域とに分割し、各領域に含まれる各画素の画像データを前記保持手段(114)に保持された起点および終点の画素の画像データでそれぞれ置き換えて送出する置換手段(116)とを備えたことを特徴とするカラー読取装置。

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