特許
J-GLOBAL ID:200903039099692870

化学強化ガラス基板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩澤 寿夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-217623
公開番号(公開出願番号):特開平11-060283
出願日: 1997年08月12日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 磁気ヘッドの低浮上化やディスク回転の高速化に対応可能な高比弾性率又は高ヤング率の低アルカリガラス(無アルカリガラスを含む)からなり、イオン交換による化学強化が施された高い曲げ強度を有するガラス基板及びその製造方法を提供すること。【解決手段】少なくとも基板の表面にイオン交換層を有するガラス基板であって、前記イオン交換層以外の部分がアルカリ金属酸化物を含有しないか、または5モル%以下のNa2O及び/又は10モル%以下のLi2Oを含有し、前記イオン交換層以外の部分が少なくとも1種の二価金属酸化物を含有し、かつ曲げ強度が25Kg/mm2以上である基板。アルカリ金属酸化物を含有しないか、または5モル%以下のNa2O及び/又は10モル%以下のLi2Oを含有し、少なくとも1種の二価金属酸化物を含有するガラス基板を、前記二価金属酸化物を構成する二価金属イオンより大きいイオン半径を有するアルカリ金属イオン又は二価金属イオンを含有する溶液に浸漬して、基板の少なくとも表面にイオン交換層を形成する工程を含むガラス基板の製造方法。
請求項(抜粋):
少なくとも基板の表面にイオン交換層を有するガラス基板であって、前記イオン交換層以外の部分がアルカリ金属酸化物を含有しないか、または5モル%以下のNa2O及び/又は10モル%以下のLi2O(但し、Na2OとLi2Oの合計含有量は10モル%以下である)を含有し、前記イオン交換層以外の部分が少なくとも1種の二価金属酸化物を含有し、かつ曲げ強度が25Kg/mm2以上であることを特徴とする基板。
IPC (4件):
C03C 21/00 101 ,  C03C 3/062 ,  C03C 3/076 ,  G11B 5/62
FI (4件):
C03C 21/00 101 ,  C03C 3/062 ,  C03C 3/076 ,  G11B 5/62
引用特許:
審査官引用 (2件)

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