特許
J-GLOBAL ID:200903039101181552

CDMAマルチユーザ受信装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-324874
公開番号(公開出願番号):特開平9-064846
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 直交化の対象となる受信信号ベクトル数が非常に多い場合でも、効果的な直交化処理が可能なCDMA受信装置を提供する。【解決手段】 拡散符号で拡散された受信信号を逆拡散フィルタ(11)で逆拡散する。相互相関の予備選択部(20)で拡散符号間の相互相関値と受信レベルとの積の大きさを比較して、その値の大きい受信信号から順次Ns個選択し、それらを優先的に直交化の対象とする。上りチャネルにおいて、逆相関フィルタ(15)で直交化の対象となる信号数を、効果的に削減し、雑音強調による影響を低減できる。直交化された受信信号は、チャネル推定部(16)、位相補正部(17)、RAKE合成部(18)および識別・判定部(19)を通して、再生される。
請求項(抜粋):
送信側においては、複数の通信者に対して、それぞれ異なる拡散符号を割り当て、それぞれの通信者のシンボルを、対応する拡散符号でスペクトラム拡散したうえで送信し、受信側においては、前記通信者から単数または複数のパスを経由して伝搬された信号を受信し、その受信信号の少なくとも一つを分離するCDMAシステムにおいて、前記受信信号を前記通信者に対応する拡散符号で逆拡散し、逆拡散したシンボル、および前記各パスにおける前記受信信号の受信タイミング情報を出力する逆拡散器と、前記受信信号の前記各パスにおける受信レベルを検出する受信信号レベル検出器と、前記拡散符号間の相互相関値を、前記受信タイミング情報を考慮して、前記パス毎に求める相互相関計算手段と、前記各パスにおいて、他のパスにおける受信レベルおよび前記拡散符号間の相互相関値に基づいて、前記他のパスから干渉量を求め、前記干渉量の大きいものから順に、Ns個(Nsは1以上の整数)のパスを選択する選択手段と、選択されたN個のパスの受信シンボルおよび相互相関値に基づいて、互いに干渉除去された逆拡散出力を得る逆相関フィルタとを具備することを特徴とするCDMAマルチユーザ受信装置。
IPC (3件):
H04J 13/04 ,  H04B 7/26 ,  H04J 11/00
FI (3件):
H04J 13/00 G ,  H04J 11/00 Z ,  H04B 7/26 P

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