特許
J-GLOBAL ID:200903039106964598

ヒト又は動物の細胞試料の処理方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520642
公開番号(公開出願番号):特表平10-512048
出願日: 1996年01月04日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】顕微鏡スライド(2)の上にあるヒト又は動物の細胞試料(4)を処理する装置は、レール(7)によって形成された凹部面(6)を持つエレメント(1)を含んでおり、該レール(7)はスライド(2)の表面(3)上を滑動するのに適合している。エレメント(1)の先頭縁にある開口13ははす縁(5)を持っており、レール(7)がスライド(2)に向かう時に該面とスライド(2)の表面(3)との間に形成されるキャビティ(6)に対する入り口を提供する。スライド(2)は僅かに傾いており、そして真空ノズル(8)はスライド(2)の下方縁に配置されている。端部止め(9)は、ノズル(8)が配置されている端とは反対側のスライド(2)の端に固定されていてもよく、開口(13)を閉じるためにエレメント(1)のはす縁(5)と相補的なはす縁を持っている。液体を表面(3)及び試料(4)の上に広げる方法は、キャビティ(6)が試料(4)から横方向に移されており且つ面(6)と表面(3)とは平行となる状態にしてレール(7)を表面(3)上に配置すること、液体を表面(3)上に分配すること及びエレメント(1)を表面(3)とは相対的に移動させることを伴い、このことによって液体はキャビティ(6)内に留まるようになり、そして試料(4)上に均一に広げられる。その方法は又、温置の後に、エレメント(1)をスライド(2)の下方縁を越えて滑動させることによってキャビティ(6)を真空ノズルに曝し、ノズルに余分の液体を吸い出させることによって余分の液体を除去することを伴う。更に、処理液体は吸引プロセス中に開口に隣接して加えて各処理の間に試料(4)が空気に曝されることなしで第二の処理を提供してもよい。
請求項(抜粋):
平坦な表面の一部分上にヒト又は動物の細胞試料を担持している平坦な表面上に液体を広げるための方法であって、該方法が、 i)平坦面を有するエレメントを、該平坦面が該表面と平行であり且つ該表面のすぐ近くにあるようにし且つ該試料から横方向に移して、該表面に隣接して配置すること、該平坦面は該平坦面と該表面との間のスペーサー手段によって該表面から所定の距離の間隔が置かれていること、 ii)該液体を該表面上又は該エレメント上に分配すること、及び iii)所要量の液体を分配した後、該エレメントを該スペーサー手段を介して該表面と接触させながら該エレメントの該平坦面が該試料を覆うまで該表面とは相対的に移動させること、そのことによって該液体が該表面と該平坦面との間のキャビティ中に閉じ込められるようになり且つ該試料全体に均等に広げられることを含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
G01N 1/30 ,  C12M 3/00 ,  G01N 33/48 ,  G02B 21/34
FI (4件):
G01N 1/30 ,  C12M 3/00 Z ,  G01N 33/48 P ,  G02B 21/34
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開平1-302135
  • 特開昭57-082765
  • 特開昭62-245156
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審査官引用 (3件)
  • 特開平1-302135
  • 特開昭57-082765
  • 特開昭62-245156

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