特許
J-GLOBAL ID:200903039113642830

間欠曝気型浄化槽による汚水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017751
公開番号(公開出願番号):特開平5-212391
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 原水が導入された浄化槽内を所定時間曝気して硝化処理し、次いで曝気を停止すると共に原水を浄化槽中に導入して脱窒処理し、この硝化処理と脱窒処理とを繰り返し行なうようにした間欠曝気型浄化槽による汚水の処理方法において、脱窒処理工程における反応効率を高め、高水質の処理水を得る。【構成】 浄化槽1内を複数の小室8A〜8Eに区画し、脱窒工程においては、上流側の小室の沈降汚泥と水とを下流側の小室に移流させると共に、最下流の小室8Eの沈降汚泥と水とを最上流の小室8Aに移流させることにより、脱窒工程にあっては、各小室内の沈降汚泥中に、移流された水を通過させると共に、各小室内の上澄水中に、移流されてきた汚泥を通過させるようにした。【効果】 浄化槽1内を撹拌した場合と同程度の、原水と沈降汚泥との接触効率を確保することができる。汚泥中に原水に含有される有機物が十分に供給されることとなり、脱窒反応は極めて効率的に進行する。
請求項(抜粋):
原水が導入された浄化槽内を所定時間曝気して硝化処理し、次いで曝気を停止すると共に原水を浄化槽中に導入して脱窒処理し、この硝化処理と脱窒処理とを繰り返し行なうようにした循環間欠曝気型浄化槽による汚水の処理方法において、該浄化槽内を複数の小室に区画し、前記脱窒工程においては、上流側の小室の沈降汚泥と水とを下流側の小室に移流させると共に、最下流の小室の沈降汚泥と水とを最上流の小室に移流させ、これによって、該脱窒工程にあっては、各小室内の沈降汚泥中に、移流された水を通過させると共に、各小室内の上澄水中に、移流されてきた汚泥を通過させるようにしたことを特徴とする循環間欠曝気型浄化槽による汚水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 3/00 ,  C02F 3/30 ,  C02F 3/34 101

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