特許
J-GLOBAL ID:200903039120527176

多頭式刺繍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-134386
公開番号(公開出願番号):特開2000-328425
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 縫製途中における糸切れの発生によりステップバックさせて、糸切れ修復処理後に縫製再開するときに、糸切れが発生してない刺繍機における下糸が布地表に引出されるのを確実に防止して縫目を奇麗にすること。【解決手段】 何れかの刺繍機M1〜M3において糸切れが発生して縫製が中断され、その糸切れが発生した頭部のステップバックスイッチを手動で操作する際に、釜駆動モータが約210 °だけ正回転駆動されて、下糸48が板バネ59dの外側(手前側)に係合するようになり、係合部59fから延びる下糸48はこの板バネ59dにより手前側に大きく屈曲しているので、可動枠16がステップバックするときに、下糸48に約40gfもの大きな張力が作用した状態でステップバック処理が実行され、下糸48の繰出しが極力抑制される。その結果、糸切れを修復する縫い直しが実行された後、縫製中断位置から刺繍縫製を再開するときに、下糸48には大きな張力が作用することになり、下糸48は上糸に引っ張られても加工布の表側に出ることがない。
請求項(抜粋):
縫針と糸輪捕捉用釜と上糸切れを検知する糸切れ検知手段とを夫々備えた複数の刺繍機と、これら刺繍機の縫針と糸輪捕捉用釜とを共通に駆動するミシンモータと、これら刺繍機の布保持枠を共通に保持する枠保持体を移動駆動する布送り駆動手段とを備えた多頭式刺繍装置において、前記何れかの糸切れ検知手段が糸切れを検知したとき、ミシンモータを停止させて縫製を中断させる中断制御手段と、前記布送り駆動手段を介して枠保持体を、布送り駆動手段を介して縫製が中断された縫製中断位置から糸切れ発生位置又はその近傍位置までステップバックさせるステップバック制御手段と、前記ステップバック制御手段によるステップバックに際して、糸切れが発生してない刺繍機における下糸の繰出を抑制する下糸繰出し抑制手段と、を備えたことを特徴とする多頭式刺繍装置。
IPC (2件):
D05C 11/14 ,  D05B 69/36
FI (2件):
D05C 11/14 ,  D05B 69/36
Fターム (34件):
3B150AA15 ,  3B150AA18 ,  3B150AA21 ,  3B150CA05 ,  3B150CB03 ,  3B150CB04 ,  3B150CE01 ,  3B150CE02 ,  3B150DG04 ,  3B150EB03 ,  3B150FH02 ,  3B150FH03 ,  3B150FH06 ,  3B150GD02 ,  3B150GD14 ,  3B150GF02 ,  3B150GF03 ,  3B150GG04 ,  3B150JA02 ,  3B150JA07 ,  3B150JA11 ,  3B150LA52 ,  3B150LB01 ,  3B150NA02 ,  3B150NA26 ,  3B150NA27 ,  3B150NB02 ,  3B150NB06 ,  3B150NB09 ,  3B150NB16 ,  3B150NC06 ,  3B150NC11 ,  3B150QA06 ,  3B150QA07

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