特許
J-GLOBAL ID:200903039121247363

多種通貨価格設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-297067
公開番号(公開出願番号):特開2002-109417
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2002年04月12日
要約:
【要約】【課題】外貨での代金の支払いを認める場合、売り手が外国為替変動リスクを負ったり、金融機関に余分な外国為替交換手数料を支払うため、これらのコストが最終的には買い手に不利な価格提示となって現れる。【解決手段】外貨での価格設定を行う際に、売り手の財務状況を考慮して、売り手が必要とする通貨での支払には買い手に有利な価格設定を、逆に売り手が必要としない通貨での支払には買い手に不利な価格設定を行う。売り手の外国為替変動リスク、為替交換手数料の低減、および、買い手にとってより魅力的な価格での外貨による支払方法の提供が可能となる。
請求項(抜粋):
売り手と買い手が通信ネットワークを介してつながり、対話的に行われる電子商取引において多種の通貨での価格を設定する方法であって、通信ネットワークを介して買い手と対話的に情報のやり取りをするための通信手段と、売り手の提供する商品やサービスの価格情報を記憶するための商品情報記憶手段と、売り手の保有する通貨量を通貨毎に記憶するための保有通貨量情報記憶手段と、売り手の入出金予定を記憶するための入出金予定情報記憶手段と外国為替交換レートを記憶するための為替レート情報記憶手段と、各通貨を調達する際に必要となるコストを記憶するための通貨調達コスト情報記憶手段と、前記保有通貨量情報と前記入出金予定情報から各通貨の過不足を判定する通貨要否判定手段と、前記商品情報と前記為替レート情報と前記通貨調達コスト情報および前記通貨要否判定手段の判定結果から、売り手が必要としている通貨での支払に対しては通常の為替レートよりも当該通貨調達コスト分だけ買い手に有利な為替レートを適用した価格を計算し、逆に売り手が必要としない通貨での支払に対しては通常の為替レートよりも当該通貨調達コスト分だけ買い手に不利な為替レートを適用した価格を計算する外貨価格計算手段と、前記通信手段を使って、前記外貨価格計算手段で算出された価格を各通貨毎に買い手に提示する価格表示手段と、前記価格表示手段により表示された複数の支払方法から買い手が任意の支払方法を選択する手段と、を有することを特徴とする多種通貨価格設定方法。
IPC (4件):
G06F 17/60 400 ,  G06F 17/60 204 ,  G06F 17/60 234 ,  G06F 17/60 332
FI (4件):
G06F 17/60 400 ,  G06F 17/60 204 ,  G06F 17/60 234 Q ,  G06F 17/60 332
Fターム (5件):
5B049BB46 ,  5B049CC00 ,  5B049EE05 ,  5B049GG02 ,  5B055CB12

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