特許
J-GLOBAL ID:200903039122819760

石綿含有建材の表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-222063
公開番号(公開出願番号):特開2009-052363
出願日: 2007年08月29日
公開日(公表日): 2009年03月12日
要約:
【課題】 建築物の屋根・外壁等に用いられている石綿含有建材の表面処理を行う場合において石綿の飛散を低減させる手段を提供する。【解決手段】 建物竣工後30年が経過した石綿含有建材1としての大波スレート屋根材(石綿含有量5%)の表面に前記ブラシ3を押し当て、大波スレート屋根材の表面を平均0.02mmの深さで削り取る。続いて、前記固化剤をエアレススプレを用いて塗布する。このときの吹付け圧力は1.1MPa、吐出量は0.6リットル/分である。前記固化剤は大波スレート屋根材表面を湿潤させて石綿の飛散を抑制するとともに、内部に浸透して石綿を固化する。その後、前記固化剤中のアクリル樹脂エマルジョンが造膜し、固化剤を大波スレート屋根材に固着させる。次に、ポリマーセメントモルタルを塗布する。前記ポリマーセメントが固化した後に、仕上材をエアレススプレによって吹き付け塗装する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
曝露履歴のある石綿含有建材に対し、該表面を真空掃除機によって清掃した後に、エアレススプレによって固化剤を塗布した石綿含有建材が、建築物あるいは工作物の一部として使用されることを特徴とする石綿含有建材の表面処理方法。
IPC (1件):
E04G 23/08
FI (1件):
E04G23/08 Z
Fターム (3件):
2E176AA00 ,  2E176BB03 ,  2E176DD62
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 石綿障害予防規則
  • 建設省官民連帯共同研究 建築物のノンアスベスト化技術の開発 平成2年度概要報告書「劣化した石綿スレート板のケレン方式に関する研究」建設省(第4〜13頁)
審査官引用 (5件)
  • アスベスト含有成形物の表面処理剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-155722   出願人:高圧ガス工業株式会社, 高松油脂株式会社, 協和産業株式会社
  • 特開平4-161552
  • 特開平3-235877
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