特許
J-GLOBAL ID:200903039127990467

プリンタにおけるネガキャリア装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-089088
公開番号(公開出願番号):特開平7-270938
出願日: 1988年10月04日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 マスク台に対してネガマスク本体を容易に着脱することができるようにしたプリンタにおけるネガキャリア装置を提供する。【構成】 ネガマスク9を支持するネガマスク本体1にフランジ36を設ける。窓41を有するマスク台40に上記フランジ36の両側部をスライド自在に案内する案内部42を設ける。案内部42に沿って差し込まれるネガマスク本体1をマスク台40に設けた位置決め部材43で位置決めし、スプリング50によって内方向に偏向されるローラ47とフランジ36の側部に設けられた突起38の係合によって案内部42からネガマスク本体1が抜け出るのを防止する。
請求項(抜粋):
ケースの外周一側にフィルム挿通孔を形成し、そのケースの上下に透光用の窓を設け、ケースの内部に組込んだネガマスクの下面にフィルム案内溝を形成し、そのフィルム案内溝上に露光孔を形成し、上記フィルム案内溝に沿って搬送されるネガフィルムを下方より押える押え機構を設けたネガマスク本体と、このネガマスク本体を着脱自在に支持するマスク台とから成り、前記ネガマスク本体におけるケースの外周には、対向辺間の寸法が等しい角形のフランジを設け、前記マスク台の下面に窓を形成すると共に、上記ケースにおけるフランジの両側部をスライド自在に案内する一対の案内部を設け、その案内部に沿って差し込まれるケースを位置決めする位置決め部材をマスク台に設け、前記ケースに形成した上部の窓をネガマスクが着脱し得る大きさとし、その窓の内周対向位置に突出部を形成し、上記ネガマスクの外周における2組の対向面のうち、一方の対向面には上記突出部が通過可能な案内溝を形成し、他方の対向面における一方に位置決め凹部を設け、他方には位置決め溝を形成し、その位置決め溝を有する側面下部にテーパ面を設け、前記ケースに前記窓からネガマスクが差し込まれたとき、そのネガマスクの位置決め溝に嵌る第1の位置決め突起と、案内溝と突出部の位置がずれる方向にネガマスクが移動したとき位置決め凹部に嵌る第2の位置決め突起を設け、その第2の位置決め突起に向けて移動自在に支持され、窓に対するネガマスクの差し込み時に、テーパ面で押されて後退し、弾性部材の弾力によって前進する押圧部材を第1の位置決め突起に隣接して設けたことを特徴とするネガキャリア装置。

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